消失何か、何故か酷い焦燥感に駆られている様な気がする。
日々、変わらずに過ごす。しかし何か、おかしい様な気がしていた。
でも正体は分からなかった。
だが暫くして正体が分かった。
それは北の国の魔法使い達が任務から帰って来た時だった。
「皆さん、任務お疲れ様です。いつも、ありがとうございます!」
「うむ。ただいま!賢者ちゃんもお疲れ様!」
「賢者ちゃん!ただいま!」
「よう」
「賢者様…」
みんなそれぞれ挨拶してくれてた。あれ?っと一人足りない事に気がついた。
「あれ?オーエンはどうしたんですか?」
「?…誰じゃそれ?」
「賢者の知り合いかの?」
「…えっ?……オーエンですよ、オーエン!北の魔法使いの一人の!」
双子が揶揄ってるのかと思い、もう一度聞く。
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