待てができないツムちゃん「エイト火ちょうだい」
「ん」
くいっと加えたタバコごとくいっと差し出した。だからまだ火の付いてないタバコを加えエイトに顔を近づけるとジジっと俺のタバコにも火が付く。
俺はその煙を肺に入れる。
「ん……ぷはぁーうま」
「そりゃよかった」
と互いに入れた煙を吐き出すとそのまま苦いキスを一つ。
「もう1回する?」
少しニヤニヤしながらエイトに聞いた
「今、吸い始めたばっかなのにこっちも欲しいの?別にいいけど…んっ」
「ッ…んッ」
と見せつけるように深いキスを何度も。
エイトは俺の長い髪を撫でながらチラッと後ろを見る。
「ね、ねぇ…おれも…早く」
ずっと黙ってたツムルがようやく口を開く。
「ん…でもツムルやなんでしょ?」
とキスをやめてツムルに言う
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