ruju_mirrorMOURNINGひふど人魚パロ🥂が一度死んでる人魚の独歩には、昔仲の良い人魚がいた。彼とは毎日のように遊び、話をしていたのだが、事故に遭い亡くなってしまっていた。 あれから数年、独歩は成人となった。日課は海の上へ行き、歌を歌うことだった。向こう岸の人間の国への興味、そして親友への想いを歌詞にのせ歌う。 ある日、いつものように歌っていると、人影が岸に見える。その人間の姿は、まるであの親友をそっくり写したような姿だった。 「ひふみ…!」 独歩は思わず叫んだ。 すると人間は、その声に気がつきこちらに近づいてきた。 「なんで俺っちの名前知ってるの⁈」 近くで見れば見るほど親友にそっくりだった。 それから、彼の日課には歌うことだけでなく、その人間と話すことも日課となった。日を追うごとにどんどん打ち解け、独歩は親友の面影を重ねるだけでなく、次第に“また”彼に引かれていくのだった。 1716 ruju_mirrorMOURNINGひふど過去に書いたやつひ←ど 👔の独り言『次は□□□〜□□□〜』 もう随分と聞き慣れたアナウンスで意識が覚めた。 今日もいつものように営業であちこちへ行き、文句を山のように聞き、ハゲ課長には理不尽な説教をくらい、上司のであろう仕事までやらされ…。思い出すだけで心が鉛のように重くなる。気づいたら0時をまわっていた。どこぞのおとぎ話の姫さまなら、魔法が解けてアウトである。……こんな時間になってしまうのも効率良く仕事ができない俺のせいだろうか…。終電に間に合ったのは不幸中の幸いだったが、体力と精神はボロボロだった。それに終電にも関わらず、都会は乗車客が多い。俺みたいなのが座れているのがとても申し訳ないほどに。 仕事でパソコンをいじっていたせいか、首が痛い。湿布を帰ったら貼らなくては…、そう思ってしまう自分に歳の衰えを悔しくも感じてしまう。営業で歩き疲れた足の裏はまるですり減ったようだ。心はストレスで、もうどろどろと溶けて重く冷たくなっていく。ガタンゴトン、ガタンゴトン、と電車に揺られながら、停車駅を待った。あぁ、腰も痛い…。 2056 1