onigiri_dokkoiDONEアルガンちゃんのクリスマス小話。普段文字書く人間じゃないので読みにくかったりわかりづらかったりすると思います。尻切れトンボ。ありがとうございました、と店員の声が響くケーキ屋を後にする。世間はクリスマスイブ、煌びやかに街は彩られすれ違う人々も心なしか浮き足立って見える。ボクも浮き足立ってるうちの1人に入るのだろう。何を思ったか予約をしてしまったクリスマスケーキを手に持ち家に帰る。もちろん1人だったらケーキなんて予約はしない、無駄な嗜好品だからね。1人ではなく誰かと一緒に過ごすそれだけで浮かれてしまい、ケーキを予約してしまった。全くボクらしくない。なぜかわからないが、アルファとクリスマスイブを過ごす予定が入っていた。あの男は急にやってきて、「二十四日は空いてるか?空いているならガンマの家で食事をしよう。」返事をする前にアルファはではまた二十四日にと言って姿を消してしまった。あの男は、何をするにも急にやってきて勝手に約束を取り付けて消えて行ってしまう。こちらの返事を聞いてから消えて行って欲しいものだ、ボクがNOと言わないとでも思っているのか。ボクだって用事があったり嫌だったりしたらNOと言うぞ、嫌ではないし用事もなかったから何も言わなかったが。事の経緯を思い出しながら歩いていたら、 1250 1