うずひ
とわこ
DOODLEうずさんのお宅のうずひこ先輩と。斗和はその日、いつもの如く、学園の小さな薔薇園でお茶を楽しんでいた。
「にゃー」
可愛らしい声に視線をやれば、小柄な三毛猫が薔薇の陰からこちらを見ていた。
「わ、可愛い。おいでおいで」
斗和は思わず席を立ち、しゃがみこむ。
三毛猫は人懐こく、小走りに近寄ってきて斗和の手に頭を擦り付けた。
「わーーーーー可愛いーーーーーー♡♡♡♡♡」
斗和が耳の裏や顎の下を撫でる度に、ゴロゴロと喉を鳴らす猫。斗和はメロメロだ。
と、少し遠くから、「ミケー?どこ行ったー?」と人の声が聞こえた。
「あれ、きみのご主人が探しに来たかな?」
斗和が猫に問いかけたと同時。
薔薇の木立の陰から、手に猫用おやつを持った人物が姿を現す。
「あ、いた、ミケ!」
1944「にゃー」
可愛らしい声に視線をやれば、小柄な三毛猫が薔薇の陰からこちらを見ていた。
「わ、可愛い。おいでおいで」
斗和は思わず席を立ち、しゃがみこむ。
三毛猫は人懐こく、小走りに近寄ってきて斗和の手に頭を擦り付けた。
「わーーーーー可愛いーーーーーー♡♡♡♡♡」
斗和が耳の裏や顎の下を撫でる度に、ゴロゴロと喉を鳴らす猫。斗和はメロメロだ。
と、少し遠くから、「ミケー?どこ行ったー?」と人の声が聞こえた。
「あれ、きみのご主人が探しに来たかな?」
斗和が猫に問いかけたと同時。
薔薇の木立の陰から、手に猫用おやつを持った人物が姿を現す。
「あ、いた、ミケ!」