スネオヘアー
hr1673111
DONE鯉月が冬日に指先を触れ合わせる小さな熱のお話スネオヘアーの「slow dance」がずっと樺太の鯉月だと思っていて、イントロのピアノを雪の上でちかちか揺れる光のように感じていました。
このお話ともうひとつまだ書いている灯台のお話と1122の日の鯉月のお話は「光」で繋がっています。 3
masu_oekaki8810
DONE君と暮らせたらシリーズ5副題、スネオヘアーの「訳も知らないで」とどっちにするか悩んだんですが、ツボミちゃんやシゲオ母がメインの話なので女性アーティストにしてみた。
同棲師弟の弟子が師匠の気持ちに応えられなくて家出しました。
そんな弟子には少し痛い目に遭ってもらうか…と。
あと2回で終わります。
※年齢操作
※左右曖昧
※シゲオ母の過去捏造
君と暮らせたら(罪と罰) 目覚ましで起きる。見慣れた実家の自室の天井だ。階下に行き、顔を洗い、台所へ行って冷蔵庫を開ける。
「あれ?牛乳、無い…」
「あら、ごめんね。最近はほとんど買ってないのよ。アンタも律も居ないと意外と減らなくて」
母が居間のソファから振り返って声をかける。
そう、律もすでに家を出ているから、この家は両親二人だけの生活の場になって1年以上経つ。4人暮らし(エクボもよく居たから感覚的には5人弱だけど。)の頃と違って家の中は物が少なくなり家具もいくつか買い替えられていた。ソファも新しい。「子供が居るとどうしても傷みやすいからって、二人が出ていくまでは母さんが買い替えを渋ってたんだよ」と言っていた。
三人掛けだったソファから、麻布のカバーのかけられた二人掛けの白いソファになってる。
5295「あれ?牛乳、無い…」
「あら、ごめんね。最近はほとんど買ってないのよ。アンタも律も居ないと意外と減らなくて」
母が居間のソファから振り返って声をかける。
そう、律もすでに家を出ているから、この家は両親二人だけの生活の場になって1年以上経つ。4人暮らし(エクボもよく居たから感覚的には5人弱だけど。)の頃と違って家の中は物が少なくなり家具もいくつか買い替えられていた。ソファも新しい。「子供が居るとどうしても傷みやすいからって、二人が出ていくまでは母さんが買い替えを渋ってたんだよ」と言っていた。
三人掛けだったソファから、麻布のカバーのかけられた二人掛けの白いソファになってる。