ピットブル
ya_so_yan
DOODLEウォッカさんとピットブル。(軽率なクロスオーバー)
Dog's waiting「うわっ、なんだ!?」
近づいてきた黒い巨体に気づき、ウォッカはベンチから飛び上がりそうになった。
実際にはそれほど大きくもないかもしれない。もっと大型の品種もいることはわかっている。
しかしその黒い犬は、都会の公園を飼い主なしでうろつくには迫力がありすぎた。
清潔に整えられた毛並みからして、野良犬でないのは明らかだ。
しばらく警戒して身構えていたが、犬は噛みつく素振りもなく、吠えもしない。いかつい顔立ちとがっしりした体格に反して、おとなしいようだ。
だが、おとなしければ側にいていいというものでもない。
シッシッ、と手を振ってみるものの、犬は顔の大きさに対して小さな瞳で、じっと見上げてくるだけだ。
1882近づいてきた黒い巨体に気づき、ウォッカはベンチから飛び上がりそうになった。
実際にはそれほど大きくもないかもしれない。もっと大型の品種もいることはわかっている。
しかしその黒い犬は、都会の公園を飼い主なしでうろつくには迫力がありすぎた。
清潔に整えられた毛並みからして、野良犬でないのは明らかだ。
しばらく警戒して身構えていたが、犬は噛みつく素振りもなく、吠えもしない。いかつい顔立ちとがっしりした体格に反して、おとなしいようだ。
だが、おとなしければ側にいていいというものでもない。
シッシッ、と手を振ってみるものの、犬は顔の大きさに対して小さな瞳で、じっと見上げてくるだけだ。