ファランクス
ナナ氏
DONE【世界樹Ⅲリマスター】真面目系ファランクスのカヤが可愛い絵を生み出したお話落書きの経緯「今日は暇だからお絵描きをするぞ!」
「ぼくまものだけどおえかきする」
本日の探索はお休み。
いつも仲良しなサクラとどりぴは一日という長い時間を潰すため、自室の床にスケッチブックを広げていました。なお、同室であるスオウは占いの仕事に出かけていて不在です。
鉛筆を持ったサクラが真っ白い紙にオリジナルティ溢れる世界を形成しようとした時、ドアをノックする音。
「どちらさーん?」
ドアを見て答えると、ドアが静かに開いて、
「サクラさん、どりぴさん、今日の昼食はご一緒にどうですか?」
そう尋ねながら入ってきたのはカヤ、非番なのでワイシャツとズボンの私服姿です。
入室と同時に床に広がったスケッチブックと筆記用具を見て、カヤは顔をしかめます。
5131「ぼくまものだけどおえかきする」
本日の探索はお休み。
いつも仲良しなサクラとどりぴは一日という長い時間を潰すため、自室の床にスケッチブックを広げていました。なお、同室であるスオウは占いの仕事に出かけていて不在です。
鉛筆を持ったサクラが真っ白い紙にオリジナルティ溢れる世界を形成しようとした時、ドアをノックする音。
「どちらさーん?」
ドアを見て答えると、ドアが静かに開いて、
「サクラさん、どりぴさん、今日の昼食はご一緒にどうですか?」
そう尋ねながら入ってきたのはカヤ、非番なのでワイシャツとズボンの私服姿です。
入室と同時に床に広がったスケッチブックと筆記用具を見て、カヤは顔をしかめます。
ナナ氏
DONE【世界樹Ⅲリマスター】真面目ファランクスのカヤと腹ペコウォリアーのワカバが一夜を共に過ごすお話眠れない夜に祝福を 怖くて痛い夢を見て。カヤは目を覚ましました。
声にならない悲鳴を上げて飛び起きても、気にかけてくれる人はいません。
カヤは今、ひとりでした。
「……いないんだった……」
独り言をぼやきつつ思い出します。今日はクレナイとコキとサクラとどりぴが大航海クエストに出かけていて、帰ってくるのは明日の夕方から夜にかけて。
今頃、討伐対象の魔物を倒して打ち上げでもしていて、羽目を外したクレナイが船首に磔にされていることでしょう。想像に難くありません。
いるだけで周囲の人々を喧騒に巻き込み男にはもれなく厄災を振り撒く、性格はわがままで子供のように騒がしい人がいない夜。
カヤにとってそれは、本当に久しぶりのことでした。
6066声にならない悲鳴を上げて飛び起きても、気にかけてくれる人はいません。
カヤは今、ひとりでした。
「……いないんだった……」
独り言をぼやきつつ思い出します。今日はクレナイとコキとサクラとどりぴが大航海クエストに出かけていて、帰ってくるのは明日の夕方から夜にかけて。
今頃、討伐対象の魔物を倒して打ち上げでもしていて、羽目を外したクレナイが船首に磔にされていることでしょう。想像に難くありません。
いるだけで周囲の人々を喧騒に巻き込み男にはもれなく厄災を振り撒く、性格はわがままで子供のように騒がしい人がいない夜。
カヤにとってそれは、本当に久しぶりのことでした。
ナナ氏
DONE【世界樹Ⅲリマスター】ファランクスのカヤがスカートが苦手な理由のお話
(花ショー×おかっぱファラの百合要素あり)
苦手だっていいじゃない 海都アーモロードでキャンバスが結成されて数日。
今日はギルドが発足されてから初めての探索お休みの日。樹海に潜らず、冒険者ではなく普通の人間として活動する日です。
休みとは言えコキはワカバのご飯代を稼ぐために短期バイトに行ってしまいましたし、ワカバはどこかにフラっと遊びに行ってしまい、スオウは本業である占いの仕事をすると言い残し宿からさっさと出て行ってしまいました。
キャンバスの新入り冒険者サクラ、プリンセスのような格好をしているモンクの彼女は冒険者として初めてのお休みをどう過ごすか一晩中考えた結果……。
「はい、おまちどうさん」
「ジェラート来た! これでウチはもう無敵っしょ!」
アーモロードのある一角、小さなジェラート屋さんで名物のフルーツジェラートを受け取っていたのでした。
6562今日はギルドが発足されてから初めての探索お休みの日。樹海に潜らず、冒険者ではなく普通の人間として活動する日です。
休みとは言えコキはワカバのご飯代を稼ぐために短期バイトに行ってしまいましたし、ワカバはどこかにフラっと遊びに行ってしまい、スオウは本業である占いの仕事をすると言い残し宿からさっさと出て行ってしまいました。
キャンバスの新入り冒険者サクラ、プリンセスのような格好をしているモンクの彼女は冒険者として初めてのお休みをどう過ごすか一晩中考えた結果……。
「はい、おまちどうさん」
「ジェラート来た! これでウチはもう無敵っしょ!」
アーモロードのある一角、小さなジェラート屋さんで名物のフルーツジェラートを受け取っていたのでした。