不発弾
pika_pikaidol
DOODLE旗主 ドラマCD&小冊子ネタバレver.の不発弾を埋めた俺の負け(pixivにあげたやつの名前言い換えていますそれだけで興奮するんですけど何これ) あぁ、ダメだわ。そう思ってしまった。自分を見つめてくる視線を、愛に溢れた告白を、三年も、いや十一年も成長してしまった一つの不発弾を、ずっと放置していたフラグを、爆発させずに折る方法がわからなくなってしまった。
不発弾を埋めた俺の負け
目が覚めたのは、全く知らない部屋……ではなく、最近一人暮らしを始めた自分の部屋だった。あぁ〜、なんだ。昨日の出来事は全て夢だったらしい。よかったよかった。
そう思いながら起き上がろうとした俺に待ち構えていたのは――――――
「いっ……た……!?」
腰の痛みだった。ようやくその痛みで覚醒した。先程まで寝ぼけていた俺を殴りたい。どうして自分の部屋なら安心だと思ったのか。今まで違和感に気が付かなかったのか俺は。
パンツ一丁でベッドに寝ていた俺。……俺はパンツ一丁で寝る癖なんて無いからありえない。
鎖骨の辺りに散らばる無数の赤い跡。……さすがに蚊もここまで吸わないだろうという数だ。
ベッドの上に置いてある、俺が使うために購入したゴムの箱が開封してある。……童貞を捨てた記憶は全くない。
そして、何より。
「……すー……すー……」
俺の腰を 3374