簡体字
雑踏👟
DOODLE241125ちょっと前まで中国居てまして、やりてぇことをとりあえずネームだけきった。早く清書したい。
本屋さん少なくて簡体字版Bakiは見つけることが出来なかったけど、邦訳版が四千円くらいするパンダの写真集を半額ほどで買えた。嬉しい、かわいい…
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DONE父の日に寄せて。慕情とお父さんの話。簡体字版はまだ読んでいないし、妄想100%、ネタバレはないと思ってもらっていいかと。
ただし完結後の話です。
父の残影「ほら」
大きな父の手が握らせてくれたのは、鮮やかな色が目を引く玩具だった。薄い木の皮をひねった羽根が四枚、ついていて、風が吹くとくるくる回った。
気になって見ていたのを父はどうして気づいてくれたんだろう。慕情は嬉しくなって、ありがとう!と大声で言った。それから息を吹きかけてみたり、傾けてみたり、すぐにそれに夢中になった。
「情儿、なにか食べるか?」
父は穏やかにそう言って、立ち並ぶ屋台を見回した。湯気の上がる蒸篭、炭の匂い、風に舞う煙。
「白糕がいい!」
慕情は迷わずそう言った。真っ白で、ふわふわして、甘い。こんな屋台で、この菓子を食べたことがあったと覚えていた。
「ああ、じゃあ、店を探そうか」
「おかあさんにも、おみやげにしよう」
3720大きな父の手が握らせてくれたのは、鮮やかな色が目を引く玩具だった。薄い木の皮をひねった羽根が四枚、ついていて、風が吹くとくるくる回った。
気になって見ていたのを父はどうして気づいてくれたんだろう。慕情は嬉しくなって、ありがとう!と大声で言った。それから息を吹きかけてみたり、傾けてみたり、すぐにそれに夢中になった。
「情儿、なにか食べるか?」
父は穏やかにそう言って、立ち並ぶ屋台を見回した。湯気の上がる蒸篭、炭の匂い、風に舞う煙。
「白糕がいい!」
慕情は迷わずそう言った。真っ白で、ふわふわして、甘い。こんな屋台で、この菓子を食べたことがあったと覚えていた。
「ああ、じゃあ、店を探そうか」
「おかあさんにも、おみやげにしよう」