となりのさねみさん：相席のさねみさん同じ合図で呼ぶと言われてから数週間は過ぎただろうか。
変わらずゴミ出しやエレベーターの同乗で一緒になるが例のお誘いの話題がない。此方から言うのも手だが、向こうは社会人で此方は学生。都合というものもあるだろう。

例え玄関扉前で限界社畜の挙句に意識を飛ばしていた人だとしても。

「社畜さんかっけぇから彼女いんよなぁ」

ズルルルルッ。
学生にも社畜にも大人気、心強い味方・カップラーメンを啜りながら玄弥は一人部屋の中で呟いた。


＊

仕送り爆弾の最大処理、蜂蜜はようやっと瓶底が見えようとしていた。甘かった。本当にひたすらに甘かった。実家近所のお姉さんの蜂蜜は格別とは言え本当に辛かった。
牛乳、紅茶に混ぜ、パンに塗り、なんなら酢豚のパイナップルの如く料理に混ぜてようやっとここまできた。

桜色紅妃さくらんぼ『不可思议的甜蜜美好时光』　炎热的盛夏氛围里必不可少的一环便是入水，可是从小就不经常外出的七濑陆其实根本就不会游泳。她抱着从用品店借来的草莓形泳圈，站在店外看着已经坐在店里享用着冻饮的九条天。

　九条天对海边没有什么太大的兴趣，看完陆在沙滩排球上活泼可爱的精彩表现后，便默默回到岸上点了一份草莓圣代试图降低过热的体温。看着抱着泳圈悄悄挪到自己边上的陆，天舀了一勺淋满草莓酱的雪糕，心满意足地喂着已经热到脸上红扑扑的妹妹。

　陆享受着口腔里甜滋滋的清凉感，炎热的感觉随着一勺接着一勺的投喂已经稍显降低，可热情的心绪完全不被冰块所融化，陆抱着天哥的手臂甜甜地笑了起来。从立夏就在一直期待着的海边度假，还能跟最心爱的天哥一同享受假期，陆完全忘记了自己要去游泳的想法，决定和天哥一起度过美好又难得的午间独处时光。