AutumnNoTami
DONEお試し。本編後。同棲しててお互い働いてるぎゆむらの一幕。
自制 一年近く経とうとも屈強な左腕が床を着いているのが、視界の右端に見える。
好き放題に伸びていたのが随分とましになって、お揃いの椿の匂いがする髪が、左頬を撫でる。
聴くだけで酔いそうなほど心地よい声が、すぐそこで鳴る。
「村田」
衿の合わせから手を入れられて、その気にさせられそうになるのを必死に抑えた。
何故なら。
「こんにちはー!義勇さーん!」
「村田さぁーん」
「来てやったぞ!半々羽織にションベン漏らし!」
竈門と我妻と嘴平が、門の前で待っているからだ。
「どけぇっ!」
冨岡の額を手のひらで押して、なんとか体を起き上がらせる。元柱相手にこんなことをして、もしかして強くなったのかなんて期待するけど、きっと冨岡はわざとされるがままなのだ。
553好き放題に伸びていたのが随分とましになって、お揃いの椿の匂いがする髪が、左頬を撫でる。
聴くだけで酔いそうなほど心地よい声が、すぐそこで鳴る。
「村田」
衿の合わせから手を入れられて、その気にさせられそうになるのを必死に抑えた。
何故なら。
「こんにちはー!義勇さーん!」
「村田さぁーん」
「来てやったぞ!半々羽織にションベン漏らし!」
竈門と我妻と嘴平が、門の前で待っているからだ。
「どけぇっ!」
冨岡の額を手のひらで押して、なんとか体を起き上がらせる。元柱相手にこんなことをして、もしかして強くなったのかなんて期待するけど、きっと冨岡はわざとされるがままなのだ。
Сато🐱
DONEお花屋さんのぎゆむら…………(勝手に冬仕様)https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14809449
蒼色るりさんのこちらのファンアートでございます。
読んだ方が良いです。なぜなら可愛いからですぴえん
ぴえんぴえんぴえん