高間晴
DONE書き初め。さんこいちのお正月。あけましておめでとう 元日。夜更けのバー・ルパンにて。
太宰は一人、カウンターでビールを飲んでいる。店内には相変わらずほの明るい照明に、居心地の良い音楽が流れていた。今日は正月にも関わらず開いていたので、期待を込めて立ち寄ったのだ。
太宰がビールをちびちびやっていると、カランカランとドアベルが鳴った。振り返った太宰は顔を輝かせる。
「やあ織田作! あけましておめでとう!」
「嗚呼。あけましておめでとう、太宰」
手招きする太宰に誘われるまま、織田作は店主に「何時もの」と告げ、太宰の隣に腰を下ろした。
「此処に居たら会えると思ってた」
太宰が嬉しそうに笑うと、織田作も相好を崩す。
「俺もだ。きっとそのうち安吾も来るだろうな」
「そうだね」
1124太宰は一人、カウンターでビールを飲んでいる。店内には相変わらずほの明るい照明に、居心地の良い音楽が流れていた。今日は正月にも関わらず開いていたので、期待を込めて立ち寄ったのだ。
太宰がビールをちびちびやっていると、カランカランとドアベルが鳴った。振り返った太宰は顔を輝かせる。
「やあ織田作! あけましておめでとう!」
「嗚呼。あけましておめでとう、太宰」
手招きする太宰に誘われるまま、織田作は店主に「何時もの」と告げ、太宰の隣に腰を下ろした。
「此処に居たら会えると思ってた」
太宰が嬉しそうに笑うと、織田作も相好を崩す。
「俺もだ。きっとそのうち安吾も来るだろうな」
「そうだね」