sachiko7714
TRAINING幕間ネタ(ポイピクテスト)#じゃこデア髭バソ
気恥ずかしくて「マンドリカルドと話をしたんだ」
とある昼下がり、いつものように薄くてたかーいお宝たちを堪能していると人の机を占領してぼっちお茶会なんぞしている同業者がつぶやいた。
ああ、ああ。
また例のビョーキですか、と呆れ半分に視線だけ寄越す。
しかし当の本人はぼうとカップの中の色水を見つめていた。
「……そんなによかったワケ?メカクレ」
「うん。よかった。話すたびに揺れてメカクレになる角度があって……」
このままだと永遠に語られそうだと渋面を作って見せればメカクレバカは小さく笑って色味で唇を濡らした。
「彼はいつかの海の話をしていてね」
「あー…アトランティスだっけか」
「そうそう」
カップを静かに置いた目の前の男は手持ち無沙汰なのか指先で持ち手を弄んでいる。視線は相変わらず交わらず、下に落とされたままだ。
2428とある昼下がり、いつものように薄くてたかーいお宝たちを堪能していると人の机を占領してぼっちお茶会なんぞしている同業者がつぶやいた。
ああ、ああ。
また例のビョーキですか、と呆れ半分に視線だけ寄越す。
しかし当の本人はぼうとカップの中の色水を見つめていた。
「……そんなによかったワケ?メカクレ」
「うん。よかった。話すたびに揺れてメカクレになる角度があって……」
このままだと永遠に語られそうだと渋面を作って見せればメカクレバカは小さく笑って色味で唇を濡らした。
「彼はいつかの海の話をしていてね」
「あー…アトランティスだっけか」
「そうそう」
カップを静かに置いた目の前の男は手持ち無沙汰なのか指先で持ち手を弄んでいる。視線は相変わらず交わらず、下に落とされたままだ。