限界社畜春巻き
REHABILI風邪をひいたミッキーの話(仮)(三木神全年齢)風邪をひいたミッキーの話(仮)「シンジ、お前どうして…」
玄関ドアを開けてぼくを出迎えた親友はくしゃくしゃに顔を歪ませて、それから左手で顔を覆ってため息をついた。その姿に少し、胸が痛む。
「あれから具合はどう?大丈夫?病院には行った?」
「あぁ、あの後すぐ…。ただの風邪だったから、薬をもらって今帰ってきたところだ」
「じゃあちょうど良かった」
ぼくは手に提げていた袋を差し出す。
「コンビニで差し入れ色々買ってきたよ」
「ありがとう、助かる」
インスタントのお粥、冷凍うどん、プリン、ヨーグルト、アイスクリーム、ロックアイス、桃缶…。親友は袋の中身に目を通した後、500mlのスポーツドリンクに手を伸ばした。ゴクゴクと軽快に喉を鳴らして気持ちよさそうに飲んでから、彼は飲み口から唇を離してふぅと息を吐き、手の甲で口元を拭う。
1484玄関ドアを開けてぼくを出迎えた親友はくしゃくしゃに顔を歪ませて、それから左手で顔を覆ってため息をついた。その姿に少し、胸が痛む。
「あれから具合はどう?大丈夫?病院には行った?」
「あぁ、あの後すぐ…。ただの風邪だったから、薬をもらって今帰ってきたところだ」
「じゃあちょうど良かった」
ぼくは手に提げていた袋を差し出す。
「コンビニで差し入れ色々買ってきたよ」
「ありがとう、助かる」
インスタントのお粥、冷凍うどん、プリン、ヨーグルト、アイスクリーム、ロックアイス、桃缶…。親友は袋の中身に目を通した後、500mlのスポーツドリンクに手を伸ばした。ゴクゴクと軽快に喉を鳴らして気持ちよさそうに飲んでから、彼は飲み口から唇を離してふぅと息を吐き、手の甲で口元を拭う。