meemeemeekodayo
DONE丕嘉の現パロ。クリスマスっぽいネタ!そうけのお家にはすっごくおっきなツリーがありそうっていう話。
あのモミの木はプラスチックの匂いがした曹丕が気づいたときには既にロビーには巨大なツリーが設置されていた。毎年のことで新鮮さはない、しかし装飾は微妙に変えているようで丁度その飾り付けの作業が行われているところであった。主に外部業者が請け負っていると思っていたがよく見ればあれやこれやと指示を出しているのは己の部下だ。よくもまぁそんなことまでやるものだと、表情を変えないまま鼻を鳴らす。いずれこの社屋全てが曹丕のものになるが面倒事まで自身で抱えなければいけないのだと想像すると少々気が滅入る。イベント事には大して興味が持てない。
「一年って早いですね」
ほとんどの社員が避ける中、怯むことなく近付いてくる男はコーヒー片手に笑っていた。とても業務中とは思えない余裕っぷりに曹丕の眉間の皺が深くなる。
2039「一年って早いですね」
ほとんどの社員が避ける中、怯むことなく近付いてくる男はコーヒー片手に笑っていた。とても業務中とは思えない余裕っぷりに曹丕の眉間の皺が深くなる。