mituguu
MOURNING【銀博♂】キュウケツキな博が銀灰とチューして血を飲みたくなる話|相変わらず設定などガバガバ|気楽にお読みくださいまさに甘美なる、シルバーアッシュの舌先。
触れた唇は溶けてしまいそうなほど熱いのに柔らかかった。
毎日座っている執務室のソファ。しかしシルバーアッシュと向かい合って座り、唇を貪りあう今、普段と座り心地が違ってフワフワと浮かぶような気がする。
「あ、あぁ…」
漏れた情けない声を素通りさせ、蕩けそうな脳で考えた。
キスしたときに混じる唾液だけで、これほど甘くて美味しいなら血はどれほどなのか…と。
シルバーアッシュの血を啜ったら一体どうなるのか、未来はよく分かっている。
きっと堪らなくなり、全ての血液を吸い尽くしてしまうに違いない。
目の前で、ぐったりと項垂れるシルバーアッシュの姿が脳裏にチラついた。
それだけは絶対に阻止しなくてはと、高ぶる興奮を抑え込もうとする。
3601触れた唇は溶けてしまいそうなほど熱いのに柔らかかった。
毎日座っている執務室のソファ。しかしシルバーアッシュと向かい合って座り、唇を貪りあう今、普段と座り心地が違ってフワフワと浮かぶような気がする。
「あ、あぁ…」
漏れた情けない声を素通りさせ、蕩けそうな脳で考えた。
キスしたときに混じる唾液だけで、これほど甘くて美味しいなら血はどれほどなのか…と。
シルバーアッシュの血を啜ったら一体どうなるのか、未来はよく分かっている。
きっと堪らなくなり、全ての血液を吸い尽くしてしまうに違いない。
目の前で、ぐったりと項垂れるシルバーアッシュの姿が脳裏にチラついた。
それだけは絶対に阻止しなくてはと、高ぶる興奮を抑え込もうとする。
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REHABILI【銀博♂】ごみ捨て場から猫を拾ってきたら銀灰になった話の続き|銀灰を王子様では?と思いつつ、プリンをあげたり面倒をみる博|リハビリのため短め謎の男エンシオディス。見目に仕草も麗しく、口調にも気品がある。
そして世俗に疎い様を考慮し、出てきたアンサー。
『もしかしてリアルガチ王子様なのではないか?』
猫に姿を変えられ、ゴミ捨て場に放置されていたフェリーンの男。
しがない会社員の成人男性に拾われて、ぼろアパートにかくまわれていたが実は王子であった。
考えてみたら、とってもファンタジーな映画だ。でもありふれている。
ハイ…やり直しとボツをくらいそうな内容。
けれど現実は、そうそうファンタジーではない。なにせ皐月(さつき)の頃なのに暑いし、卵は高いし。
唯一の朗報はエンシオディスの傷は、治りが早くなったという点だ。
それにもし、王子様だと仮定したら、今の生活は憂鬱じゃないのか。
2548そして世俗に疎い様を考慮し、出てきたアンサー。
『もしかしてリアルガチ王子様なのではないか?』
猫に姿を変えられ、ゴミ捨て場に放置されていたフェリーンの男。
しがない会社員の成人男性に拾われて、ぼろアパートにかくまわれていたが実は王子であった。
考えてみたら、とってもファンタジーな映画だ。でもありふれている。
ハイ…やり直しとボツをくらいそうな内容。
けれど現実は、そうそうファンタジーではない。なにせ皐月(さつき)の頃なのに暑いし、卵は高いし。
唯一の朗報はエンシオディスの傷は、治りが早くなったという点だ。
それにもし、王子様だと仮定したら、今の生活は憂鬱じゃないのか。
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TRAINING【銀博♂】シラユキヒメな博と寝てる銀灰氏|博から銀灰と視点が変わります|普段より短いエンシオディスは時折、夜半にうなされている。大声を出すというよりは悲しげに、か細い呻き声を出す。
優しい情事のあとは身体が熱っぽくて、直ぐ眠れない夜がドクターにはあった。エンシオディスは不眠気味の妻に付き合ってくれるのだが、毎度毎度だと申し訳ないなと感じる。
ある夜またもや眠れず、くだらない話をつらつらとこぼしていた時だった。珍しく寝落ちした夫を眺めていたら、苦しげにうなされていたのだ。
睡眠を取る瞬間は、どんな生き物でも素の状態になるという。故に苦しい思い出や、悲しみなどが出て来やすいと聞く。
最強な俺様系夫であるエンシオディス。態度と図体は充分な程デカいけど、子供の時分に押し込めた負の感情が眠る刹那に溢れるのだろうか。
1623優しい情事のあとは身体が熱っぽくて、直ぐ眠れない夜がドクターにはあった。エンシオディスは不眠気味の妻に付き合ってくれるのだが、毎度毎度だと申し訳ないなと感じる。
ある夜またもや眠れず、くだらない話をつらつらとこぼしていた時だった。珍しく寝落ちした夫を眺めていたら、苦しげにうなされていたのだ。
睡眠を取る瞬間は、どんな生き物でも素の状態になるという。故に苦しい思い出や、悲しみなどが出て来やすいと聞く。
最強な俺様系夫であるエンシオディス。態度と図体は充分な程デカいけど、子供の時分に押し込めた負の感情が眠る刹那に溢れるのだろうか。
かざぎり よういち
DONE初のワンドロ1枚目ケルシー先生にしました。反省として色々描き忘れが多くてやってしまった…と思った。1時間で綺麗に描ける人尊敬します。
久しぶりの二次創作楽しかった。またワンドロ参加したい。
yuiga009
DOODLEリー先生と博の本が出るかもなんですが、途中から顔出し博でチャイナドレスを着るというもうアイデンティティが行方不明なんですが大丈夫ですかね(リー博、鯉博、明日方舟、たぶん♀博 4
mituguu
MOURNING【銀博♂】博がごみ捨て場から猫を拾ってきたら銀灰になっちゃった話|全てゆるい|親の顔より見た拾ってきた猫が良い男になっちゃったアレ|理性を消費せずお読みくださいませゲリラ豪雨とは突然来る、これはやはり地球温暖化の影響だろうか。
なんて考えながら傘もなく、仕方なしに走るドクターの目はソレを捉えた。
共用ゴミ捨て場前に白い塊が落ちている。掛布団を袋にも入れず捨てたのかと考えながら走り抜けた。しかし激しい風に煽られ、白い尾が踊るのが見えた。
「猫?」
そう、口に出ていた。
どしゃぶりの音で足音は消えているのに、恐る恐る近づく。
野良だろうかと、そっと覗き込むが45リットルゴミ袋よりも大きい。かなり大型の猫が無残にも、ぐったりとしゴミのうえに倒れ込んでいた。
「なんて酷い事を…」
気の毒になり、びしょ濡れの毛を撫でると、丸みのある耳がピクリと反応した。
生きている。
そう思った瞬間ドクターは急いでトレンチコートを脱いだ。
3411なんて考えながら傘もなく、仕方なしに走るドクターの目はソレを捉えた。
共用ゴミ捨て場前に白い塊が落ちている。掛布団を袋にも入れず捨てたのかと考えながら走り抜けた。しかし激しい風に煽られ、白い尾が踊るのが見えた。
「猫?」
そう、口に出ていた。
どしゃぶりの音で足音は消えているのに、恐る恐る近づく。
野良だろうかと、そっと覗き込むが45リットルゴミ袋よりも大きい。かなり大型の猫が無残にも、ぐったりとしゴミのうえに倒れ込んでいた。
「なんて酷い事を…」
気の毒になり、びしょ濡れの毛を撫でると、丸みのある耳がピクリと反応した。
生きている。
そう思った瞬間ドクターは急いでトレンチコートを脱いだ。
zasaba_
DONEノアの休日3 7番艦い4「鯨の墓」展示物です。パスワードは会場おしながき内に掲載しています。
テンニンカちゃんとエリジウムくんとソーンズくんの漫画。
最後のページにネットプリントシールの番号が書いてあります。 16
mituguu
PROGRESS【銀博♂】ろどすより先に銀灰氏にみつかりヨメになった博の話|銀灰さん、のーしすさんと博、3人で話すだけの回|いつになくふざけてるので理性を捨て気楽に読んで下さいエンシオディスから幼なじみを紹介すると聞いたのは、ほんの数時間前だった。
何事も突然告げるのは止して、時間をくれと何百回も言っている。それなのに守る気は当然のようになく、今回も直前の告知。
だがそれは、ドクターだけではないようだ。
急に慌ただしくなった屋敷を眺めて、これは大変だと思う。エンシオディス以外全員、知らずにいたようだ。
忙しない屋敷を目にしながら、新しいパーカーに着替えて準備完了。
と、様子を見に来てくれたヤーカに愚痴をこぼせば、慣れていると笑っていた。しかし、そろそろあの屈強な身体の下にある、胃が心配になってくる。
「そろそろ、お戻りになると思います。奥様は此方でお待ちください」
「奥様なんて止してよ。ドクターで良いから」
6349何事も突然告げるのは止して、時間をくれと何百回も言っている。それなのに守る気は当然のようになく、今回も直前の告知。
だがそれは、ドクターだけではないようだ。
急に慌ただしくなった屋敷を眺めて、これは大変だと思う。エンシオディス以外全員、知らずにいたようだ。
忙しない屋敷を目にしながら、新しいパーカーに着替えて準備完了。
と、様子を見に来てくれたヤーカに愚痴をこぼせば、慣れていると笑っていた。しかし、そろそろあの屈強な身体の下にある、胃が心配になってくる。
「そろそろ、お戻りになると思います。奥様は此方でお待ちください」
「奥様なんて止してよ。ドクターで良いから」
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PROGRESS【銀博♂】銀灰があーみやより先に博をみつけヨメにした話の続き|リコンカイヒのため、積極的にがんばる博の話|支部に1話をあげており、その続き作成中のぶんです『積極性がない人間は嫌われる』
日課である新聞を読んでいたドクターの目に止まったのは、中年男性の離婚危機を回避したいという投稿だった。
相談内容は長年連れ添った妻から離婚を切り出されて参っているというもの。その回答は積極的に物事を熟さない人間は嫌われるという、辛辣な話だった。
この相談者と立場が逆でドクターは妻だが、身につまされるような気分になる。自分なりに仕事を頑張っていたという相談者を初手で一刀両断。
夫婦間での会話に気を遣い、家事を手伝うではなく、やるようにとあった。
「う~ん」
テーブルに新聞紙を広げ、腕を組んで唸った。夫であるエンシオディスは、想像よりも良くしゃべる。
正直なところ面倒に感じる事もあるが、この相談内容をみるに気を使って色々と話しかけているのかもしれない。
1896日課である新聞を読んでいたドクターの目に止まったのは、中年男性の離婚危機を回避したいという投稿だった。
相談内容は長年連れ添った妻から離婚を切り出されて参っているというもの。その回答は積極的に物事を熟さない人間は嫌われるという、辛辣な話だった。
この相談者と立場が逆でドクターは妻だが、身につまされるような気分になる。自分なりに仕事を頑張っていたという相談者を初手で一刀両断。
夫婦間での会話に気を遣い、家事を手伝うではなく、やるようにとあった。
「う~ん」
テーブルに新聞紙を広げ、腕を組んで唸った。夫であるエンシオディスは、想像よりも良くしゃべる。
正直なところ面倒に感じる事もあるが、この相談内容をみるに気を使って色々と話しかけているのかもしれない。