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TRAINING【うたわれワンドロ・ワンライ】第211回うたわれお題「ロスフラ3.5周年」#utaware_60minhttps://twitter.com/utaware_60min/status/1662428439469514754?s=20
主人公勢が周年イベントについて勝手なことだべってるだけです(笑) 1824
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TRAINING【うたわれワンドロ・ワンライ】第百九十二回うたわれお題「アルルゥ(二人の白皇)」#utaware_60minhttps://twitter.com/utaware_60min/status/1614245952793051137?s=20&t=fV4xhlDHlQwHV2ymbaUkUg
ふた白、ハクとアルルゥ(ちょいハクオン含)
万寿菊は散り際に唄う厨房に立ち、忙しなく鍋の前を行き来する。
それは小さな実験を行なう男にすれば、そう珍しくもない習慣であり、料理仲間であるルルティエもそこに伴う事が少なくない。
今日は芋と穀物の崩れた余りを組み合わせて、揚げ物でも出来ないか。
そんな事を自分が呟いた事に端を発して、試しに素案だけでも構築するかと、出来た暇を使ってみることにしたのだが。
「…………」
「………………」
「……………………」
「…………………………なあ、えっと、アルルゥさん?」
ぐいぐいと、無言で黒髪の皇女が、こちらに向かってくる。
料理の手を止めることは出来ず、だが、何も言わないこの辛うじて知人といえる娘がちょっと怖い。
「何、ハク」
「い……いやあ。親善大使の仕事は、どうしたのかと。片割れ……カミュさんだったか、は宴に参加してるんだろう?」
3042それは小さな実験を行なう男にすれば、そう珍しくもない習慣であり、料理仲間であるルルティエもそこに伴う事が少なくない。
今日は芋と穀物の崩れた余りを組み合わせて、揚げ物でも出来ないか。
そんな事を自分が呟いた事に端を発して、試しに素案だけでも構築するかと、出来た暇を使ってみることにしたのだが。
「…………」
「………………」
「……………………」
「…………………………なあ、えっと、アルルゥさん?」
ぐいぐいと、無言で黒髪の皇女が、こちらに向かってくる。
料理の手を止めることは出来ず、だが、何も言わないこの辛うじて知人といえる娘がちょっと怖い。
「何、ハク」
「い……いやあ。親善大使の仕事は、どうしたのかと。片割れ……カミュさんだったか、は宴に参加してるんだろう?」
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TRAINING【うたわれワンドロ・ワンライ】第百九十三回うたわれお題「ナトリイトリ」#utaware_60minhttps://twitter.com/utaware_60min/status/1616782667025899521?s=20&t=fV4xhlDHlQwHV2ymbaUkUg
LF。教団の日常の一角。コタマとナトリ。
小さなお星さまの話[[rb:教団 > カラザ]]に住んでいるコタマには、素敵なお姉ちゃんがたくさんいる。
ちょっと前に大好きな姉さまは一人だけになってしまったけれど……世話役をしてくれる[[rb:代理人形 > プログシード]]達はたくさんいて、そのうちの明るく笑うけどどこか氷みたいなマグネは可愛い。
真っ黒な着物におかっぱの髪を揺らしてる時、その水晶みたいな眼が固くてどこを見ているか分からない事は怖くなるけれど、きゃらきゃら笑う姿を見せてくれる日はとっても珍しくて、少しだけ心がほっこりするのだ。
そんなマグネが大好きで、コタマも大好きな、いっとう綺麗な[[rb:代理人形 > プログシード]]が居る。
作り物らしく整いすぎていて作り物みたいだけれど、絵本の中の雪みたいにきらきらした銀色の髪は夢の世界を教えてくれた妖精さんのようで、コタマが大事な宝物にしている一番上の姉さまがずっと昔にくれたおっきな翡翠と同じ色の眼もとても綺麗。
1359ちょっと前に大好きな姉さまは一人だけになってしまったけれど……世話役をしてくれる[[rb:代理人形 > プログシード]]達はたくさんいて、そのうちの明るく笑うけどどこか氷みたいなマグネは可愛い。
真っ黒な着物におかっぱの髪を揺らしてる時、その水晶みたいな眼が固くてどこを見ているか分からない事は怖くなるけれど、きゃらきゃら笑う姿を見せてくれる日はとっても珍しくて、少しだけ心がほっこりするのだ。
そんなマグネが大好きで、コタマも大好きな、いっとう綺麗な[[rb:代理人形 > プログシード]]が居る。
作り物らしく整いすぎていて作り物みたいだけれど、絵本の中の雪みたいにきらきらした銀色の髪は夢の世界を教えてくれた妖精さんのようで、コタマが大事な宝物にしている一番上の姉さまがずっと昔にくれたおっきな翡翠と同じ色の眼もとても綺麗。