sh14302595
DOODLEアンコール後のジョハチ(ジョ→ハチが強め)ミラクルメイカーは現れた「満月ってヤツはどうしてこうも主張が激しいんだか」
それを背負っても仕事をやりおおせる超一流の怪盗も今日ばかりはうっとうしげに空を仰ぐ。
「そんでどーして、こんなに、似てんのかねぇ……」
ひとつでもこんなに眩しいのに、ふたつあってはほとんど目がつぶれるほど。そんな光をジョーカーは幾年にもわたって浴びてきた。
月に一度の満月は、いつだってそれを思い出させる。
「今度はどこでドジ踏んでんだか」
一番弟子に対するには意地の悪い言葉を、ぽんと放るーーまさか受け止められるとは思いもよらず。月が影に遮られ。
「ちょっと! ドジ踏んでるって決めつけないでくださいよ!」
言葉が降る。忍者姿の少年はムササビの術を使い滑空し、なんとその手にはジョーカーが狙っていたお宝が握られていた!
610それを背負っても仕事をやりおおせる超一流の怪盗も今日ばかりはうっとうしげに空を仰ぐ。
「そんでどーして、こんなに、似てんのかねぇ……」
ひとつでもこんなに眩しいのに、ふたつあってはほとんど目がつぶれるほど。そんな光をジョーカーは幾年にもわたって浴びてきた。
月に一度の満月は、いつだってそれを思い出させる。
「今度はどこでドジ踏んでんだか」
一番弟子に対するには意地の悪い言葉を、ぽんと放るーーまさか受け止められるとは思いもよらず。月が影に遮られ。
「ちょっと! ドジ踏んでるって決めつけないでくださいよ!」
言葉が降る。忍者姿の少年はムササビの術を使い滑空し、なんとその手にはジョーカーが狙っていたお宝が握られていた!
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PASTジョハチ膝枕ふに、ふに……
ほど良い弾力だった。
手に引かれるまま横向きに寝転がってすぐ頭を置くところとして定めたそれは、ジョーカーの頬を受け止め跳ね返す。反動が強かったのだろう、ぺちんと頬をはたかれハッとしたジョーカーが恐る恐る頬を離し、また近づくとそれは今度はやわくジョーカーを受け止めた。
「なにこれやわらけえええ〜〜……」
声すら頬から下へと吸い取られるかのようだ。体は既に陥落し、顔がだらしなく緩む。
そんなグズグズになったジョーカーを、彼の弟子のハチが得意そうな顔で見下ろしていた。何を隠そう、ジョーカーが枕にしているそれは、ハチのふとももなのだ。
『ハチはいつまで経ってもお子ちゃま体型だなぁ』
ことの始まりは、ジョーカーのそんな心ない一言だった。
1390ほど良い弾力だった。
手に引かれるまま横向きに寝転がってすぐ頭を置くところとして定めたそれは、ジョーカーの頬を受け止め跳ね返す。反動が強かったのだろう、ぺちんと頬をはたかれハッとしたジョーカーが恐る恐る頬を離し、また近づくとそれは今度はやわくジョーカーを受け止めた。
「なにこれやわらけえええ〜〜……」
声すら頬から下へと吸い取られるかのようだ。体は既に陥落し、顔がだらしなく緩む。
そんなグズグズになったジョーカーを、彼の弟子のハチが得意そうな顔で見下ろしていた。何を隠そう、ジョーカーが枕にしているそれは、ハチのふとももなのだ。
『ハチはいつまで経ってもお子ちゃま体型だなぁ』
ことの始まりは、ジョーカーのそんな心ない一言だった。