カシス🧸❄️
MOURNINGトムテくんとブギーマン先生が妖精繋がりで仲良いと嬉しいなぁと思って書いたやつ。ラブだったらトムテ×ブギーマンだと思ってたけど、普通に友人同士でも美味しい。今のところ続く予定が無いので供養。妖精と妖精が交流する話(トムテとブギーマン)トムテとブギーマン
「ブギーマン先生! 今日もご苦労さまだ!」
「あぁ……君か。おつかれさま」
私ひとりしかいない教室に、はつらつとした声が響き渡る。すっかり聞き慣れたその声を聞きながら、私は目の前の答案から顔を上げて声の主を出迎えた。
声の主はトムテという妖精であり、私と同じ「転光生」だ。ここ神宿学園からほど近い東京サンタスクールに通うサンタ科の生徒であり、トップブリーダーと呼ばれているらしい。そして私と同じ青年と契約を結び、召喚主に喚ばれ共に戦う事がある。彼とは「縁」らしい「縁」は無く、戦友でこそあれど接点は無い……筈だった。
「ブギーマン先生……今日はなんだか、元気が無いな。もしかして、疲れているのか?」
4399「ブギーマン先生! 今日もご苦労さまだ!」
「あぁ……君か。おつかれさま」
私ひとりしかいない教室に、はつらつとした声が響き渡る。すっかり聞き慣れたその声を聞きながら、私は目の前の答案から顔を上げて声の主を出迎えた。
声の主はトムテという妖精であり、私と同じ「転光生」だ。ここ神宿学園からほど近い東京サンタスクールに通うサンタ科の生徒であり、トップブリーダーと呼ばれているらしい。そして私と同じ青年と契約を結び、召喚主に喚ばれ共に戦う事がある。彼とは「縁」らしい「縁」は無く、戦友でこそあれど接点は無い……筈だった。
「ブギーマン先生……今日はなんだか、元気が無いな。もしかして、疲れているのか?」
カシス🧸❄️
PAST過去に書いたものをテスト投稿。片想い(トムテ×主3)「大好きだよ、トムテ」
「あぁ! 俺も大好きだぞ!」
その温かな言葉に。その眩しい笑顔に。胸の奥がズキッと痛む。
俺の「好き」とトムテの「好き」はきっと違う。トムテにとって自分はその他大勢のうちの一人なんだろう。
「……やば。両想いじゃん」
いつかこの言葉が、真になりますように。
「俺はお前が、大好きだ」
「……そっか、俺も。気が合うな」
そう笑う姿はどこか寂しそうで、どこか遠くを見つめていた。俺を見て欲しい。俺を求めて欲しい。いっそ泣いて縋ってみせようか。――だが。
「両想い、というやつだな。嬉しいぞ!」
しっかりと俺を見てくれるまで、この想いをお前に伝え続ける。
293「あぁ! 俺も大好きだぞ!」
その温かな言葉に。その眩しい笑顔に。胸の奥がズキッと痛む。
俺の「好き」とトムテの「好き」はきっと違う。トムテにとって自分はその他大勢のうちの一人なんだろう。
「……やば。両想いじゃん」
いつかこの言葉が、真になりますように。
「俺はお前が、大好きだ」
「……そっか、俺も。気が合うな」
そう笑う姿はどこか寂しそうで、どこか遠くを見つめていた。俺を見て欲しい。俺を求めて欲しい。いっそ泣いて縋ってみせようか。――だが。
「両想い、というやつだな。嬉しいぞ!」
しっかりと俺を見てくれるまで、この想いをお前に伝え続ける。