mayori_nekoya
DONE聖剣伝説webオンリー「子午線の祭2」展示用4コマです。瑠璃主のつもりだったのですが、あんまり瑠璃主っぽくない気がしてきました。
ふかくかんがえずにおよみください。 2
zyukuseityu_01
TRAINING始まる前の小話ポストのAFを設置する双子
(贈り物のAF)
始まりのAF大きな古い大木の前にふたりならんで立つ。
「ここだね」
「うん、ここだと思う」
サァァァと優しい風が互いの髪を揺らし通り過ぎていった。
この場所にしよう、ずっと前から2人で決めていた。
手の中には拾われた時からずっと持っていた小さなポストのAF。
「……できるかな…?」
不安げな妹の背にそっと手を添える。
「大丈夫だよアイリス。俺もいる。一緒なら何だってできるよ。さぁ、ほらあの『声』を思い出して」
「…うん」
遠い記憶に朧げにしか覚えていないその姿だが、その優しい『声』だけはしっかりと覚えている。
ずっと聴いていた『声』の主は、自分達にいろんなことを教えてくれた。
物語の様に、子守唄の様に、ありとあらゆる事を自分たちに伝えてくれた。
662「ここだね」
「うん、ここだと思う」
サァァァと優しい風が互いの髪を揺らし通り過ぎていった。
この場所にしよう、ずっと前から2人で決めていた。
手の中には拾われた時からずっと持っていた小さなポストのAF。
「……できるかな…?」
不安げな妹の背にそっと手を添える。
「大丈夫だよアイリス。俺もいる。一緒なら何だってできるよ。さぁ、ほらあの『声』を思い出して」
「…うん」
遠い記憶に朧げにしか覚えていないその姿だが、その優しい『声』だけはしっかりと覚えている。
ずっと聴いていた『声』の主は、自分達にいろんなことを教えてくれた。
物語の様に、子守唄の様に、ありとあらゆる事を自分たちに伝えてくれた。
zyukuseityu_01
TRAINING花言葉で連想遊びLOMより不器用なあの人の後日談
スプレーマム強い風が己の長く伸びた髪を乱していく
遠く癒しの寺院を背に、切り立つ崖から崖下を見下ろす
いつもと変わらぬ風景
手に握っていた飾りなき花を風と共に解き放つ
ひらりひらりと、風にあそばれいくつもの花弁が舞い落ちる
それは流せぬ己の涙を代弁するかのように
魂は消えて無くならない
だが失ってしまった事実は還る事はない
散りゆく花を見届ける前に背を向ければ、己を無理やりにでも生かし、己をココに導いた赤い帽子が立っていた
目が合えば静かに頷き歩き出す
今は亡き,その人を胸に振り返る事なくその場を後にした
スプレーマムの花言葉
「高潔」「清らかな愛」「あなたを愛します」「気持ちの探り合い」
305遠く癒しの寺院を背に、切り立つ崖から崖下を見下ろす
いつもと変わらぬ風景
手に握っていた飾りなき花を風と共に解き放つ
ひらりひらりと、風にあそばれいくつもの花弁が舞い落ちる
それは流せぬ己の涙を代弁するかのように
魂は消えて無くならない
だが失ってしまった事実は還る事はない
散りゆく花を見届ける前に背を向ければ、己を無理やりにでも生かし、己をココに導いた赤い帽子が立っていた
目が合えば静かに頷き歩き出す
今は亡き,その人を胸に振り返る事なくその場を後にした
スプレーマムの花言葉
「高潔」「清らかな愛」「あなたを愛します」「気持ちの探り合い」