りとぅん
DOODLE探索者組が他AUの仲間たちと合流する前、コアを見つけたときの描写。あとでいろいろ変更するかもしれないけどとりあえずこんな感じだというのをわかっていただければ幸いです
Carousel Adventure side:Investigators 「ん?なにこれ」
パウダーブルーの癖っ毛頭にネイビーブルーのバンダナを巻いた少年は、石造りの祭壇に祀られていたものに手を伸ばした。
古ぼけた円形の金属の土台に、昏い赤色の丸い宝石のようなものが埋め込まれた部分は、少年の手のひらに収まるくらいの大きさだ。しかし、その側部には細長い足のような部品が3対ついており、それらを広げてやると大きな蜘蛛を想わせる姿となる。
更によく観察すると、足には関節のような造りもあり、存外に滑らかに動く。かなり精巧に造られているようだ。
少年──Baron Fitzは、探索中に偶然手に入れた見慣れぬ金属塊を、好奇心に輝く瞳で見つめていた。
「…おい。何してる」
1830パウダーブルーの癖っ毛頭にネイビーブルーのバンダナを巻いた少年は、石造りの祭壇に祀られていたものに手を伸ばした。
古ぼけた円形の金属の土台に、昏い赤色の丸い宝石のようなものが埋め込まれた部分は、少年の手のひらに収まるくらいの大きさだ。しかし、その側部には細長い足のような部品が3対ついており、それらを広げてやると大きな蜘蛛を想わせる姿となる。
更によく観察すると、足には関節のような造りもあり、存外に滑らかに動く。かなり精巧に造られているようだ。
少年──Baron Fitzは、探索中に偶然手に入れた見慣れぬ金属塊を、好奇心に輝く瞳で見つめていた。
「…おい。何してる」
Nanosa_AU
DONEレトロとルカが別世界のBP達と出会う前のストーリー。誤字脱字は許せ()
Carousel Adventure 0 これは、レトロとルカが思わぬ事故に遭遇する前のお話。
ある日、なにやらルカはレトロに作ってもらった義手のことを気にしていた。腕を曲げたり伸ばしたり、指を動かしたり。どうやら義手の動きが悪いらしい。
自分でメンテナンスもしてみたが効果なし。作った本人のレトロに頼もうにも、そもそもレトロは機械音痴だから論外。そんな機械音痴が作り上げた奇跡の逸品なので、もちろん本人は直し方を知らない。
仕方ないので義手に詳しい技師を訪ねることにした。
技師曰く、義手に付いている青いコアに問題があるらしい。よく見ると青い色が少し失われつつあるようだ。
技師は義手の修理をしてくれるようで、修理の間別の義手を付けるよう言われた。その義手には赤いコアが填められていた。
1675ある日、なにやらルカはレトロに作ってもらった義手のことを気にしていた。腕を曲げたり伸ばしたり、指を動かしたり。どうやら義手の動きが悪いらしい。
自分でメンテナンスもしてみたが効果なし。作った本人のレトロに頼もうにも、そもそもレトロは機械音痴だから論外。そんな機械音痴が作り上げた奇跡の逸品なので、もちろん本人は直し方を知らない。
仕方ないので義手に詳しい技師を訪ねることにした。
技師曰く、義手に付いている青いコアに問題があるらしい。よく見ると青い色が少し失われつつあるようだ。
技師は義手の修理をしてくれるようで、修理の間別の義手を付けるよう言われた。その義手には赤いコアが填められていた。