55Harukaze
DOODLEゼノスタ垢に載せるのもあれなので、こっそりポイピクに前垢からの再掲上げておく。龍→スタ。
どう頑張っても、ゼノの存在がデカ過ぎて、ならば両方欲しい龍水が見たいなと🤔
龍水→スタンリー「貴様の全てが欲しいぞ!!スタンリー・スナイダー!!!」
「ハハッ、俺ん全部を喰らおうってか。その気概は好きだぜ。俺はアンタん事気に入ってっけど、アンタん中じゃ、俺は数ある欲しいモンの中の一つかもしんねぇが、俺ん全部はゼノのモンだかんね。気ぃ付けねぇと、ゼノがアンタん事ガブリと頭っから喰っちまうぜ」
そっと煙草を持った指がこちらの唇に触れ、悪戯を仕掛けるような顔をしたスタンリーが思い切り顔面に煙を吹き掛けてくる。
「フゥーン!!ならば、貴様ら纏めて俺が喰らうまでだ!!覚悟していろ、スタンリー!!ゼノ!!」
「へぇ、やんじゃん。とんだモノ好きに好かれちまったもんだな。なぁ、ゼノ」
後ろで実験をしている筈のゼノに話を振るスタンリーは、何処か楽しそうに後ろを振り向く。つられてこちらを見るゼノは困った奴らだとでも言うように肩を竦める。
533「ハハッ、俺ん全部を喰らおうってか。その気概は好きだぜ。俺はアンタん事気に入ってっけど、アンタん中じゃ、俺は数ある欲しいモンの中の一つかもしんねぇが、俺ん全部はゼノのモンだかんね。気ぃ付けねぇと、ゼノがアンタん事ガブリと頭っから喰っちまうぜ」
そっと煙草を持った指がこちらの唇に触れ、悪戯を仕掛けるような顔をしたスタンリーが思い切り顔面に煙を吹き掛けてくる。
「フゥーン!!ならば、貴様ら纏めて俺が喰らうまでだ!!覚悟していろ、スタンリー!!ゼノ!!」
「へぇ、やんじゃん。とんだモノ好きに好かれちまったもんだな。なぁ、ゼノ」
後ろで実験をしている筈のゼノに話を振るスタンリーは、何処か楽しそうに後ろを振り向く。つられてこちらを見るゼノは困った奴らだとでも言うように肩を竦める。
ナンデ
DOODLE龍スタン︎︎ ♀結婚式のお義兄ちゃんと義妹の小話
君は可愛い弟の恋人 貝殻に詰められた、紅を筆先にとる。あごを優しく掴み、筆先を唇の線に沿わす。体温で溶けた紅が彼女の唇の形に彩られていく。
「……ふぅ」
「終わった?」
「全然っ!む、ずかしいよ、化粧って。普段こんなこと、しないんだしさあっ」
息を止めて筆を操っているものだから、SAIの顔にはびっしり汗の玉が浮かんでいる。この日のために新調したジャケットを椅子にかけ、ピシリとのりのかかったシャツは腕捲りをしたせいで既に若干のシワがよっていた。
「はあ〜……緊張する。はい、もう一回、目閉じて!」
「ん」
返事をしつつ、スタンリーはそのまま、目を開けていた。SAIの指が再びあごにかかり、数学とプログラミングの為になら踊るように繰られる指先が震えながら、義妹になろうとする女の唇に色をのせるためにぎこちなく動くのを、見ていた。
645「……ふぅ」
「終わった?」
「全然っ!む、ずかしいよ、化粧って。普段こんなこと、しないんだしさあっ」
息を止めて筆を操っているものだから、SAIの顔にはびっしり汗の玉が浮かんでいる。この日のために新調したジャケットを椅子にかけ、ピシリとのりのかかったシャツは腕捲りをしたせいで既に若干のシワがよっていた。
「はあ〜……緊張する。はい、もう一回、目閉じて!」
「ん」
返事をしつつ、スタンリーはそのまま、目を開けていた。SAIの指が再びあごにかかり、数学とプログラミングの為になら踊るように繰られる指先が震えながら、義妹になろうとする女の唇に色をのせるためにぎこちなく動くのを、見ていた。