tobari_2p
DONEまだこはワンドロワンライお題『歯形』激重執着動作をナチュラルにする三毛縞斑と満更でもないこはくんの話。
だふぇイベに気が狂いながら書いたので、解釈とか諸々おかしいけど許されたい…。
誓約の痕ふと、意識を飛ばしていた。
桜河こはくは徐々に戻ってくる感覚に固まっていた体を軋ませる。
真っ先に視界に入ってきた見慣れぬ天井は、お世辞にも綺麗とは言えない安宿のものだ。
薄闇に沈む部屋の寝台にはこはくの他に大柄な男の姿があった。
裸の広い背には昨夜こはくが無我夢中で立てた爪痕が生々しく残っていた。
「おやあ、目が覚めたのかあ?」
と、先程まで確かに背を向けていた男──三毛縞斑がくるりと反転し、こはくに明るく声をかける。寝起きとは思えない喧しさにこはくは思わず顔をしかめた。
この男のことだから、もしかしたら寝てないのかもしれないが。
「……おん……ちゅうか、いつ落ちたんか覚えとらん……」
今なんじ? と寝起き独特の舌足らずな声で問えば、斑がまだ夜中の二時だなあ、と呑気に答える。
2520桜河こはくは徐々に戻ってくる感覚に固まっていた体を軋ませる。
真っ先に視界に入ってきた見慣れぬ天井は、お世辞にも綺麗とは言えない安宿のものだ。
薄闇に沈む部屋の寝台にはこはくの他に大柄な男の姿があった。
裸の広い背には昨夜こはくが無我夢中で立てた爪痕が生々しく残っていた。
「おやあ、目が覚めたのかあ?」
と、先程まで確かに背を向けていた男──三毛縞斑がくるりと反転し、こはくに明るく声をかける。寝起きとは思えない喧しさにこはくは思わず顔をしかめた。
この男のことだから、もしかしたら寝てないのかもしれないが。
「……おん……ちゅうか、いつ落ちたんか覚えとらん……」
今なんじ? と寝起き独特の舌足らずな声で問えば、斑がまだ夜中の二時だなあ、と呑気に答える。