肴飯のポイ箱
DONEリク「まだ両片思いの2人で、初々しい距離感の2人のデート」※12、3歳ごろ設定
※両片思い K(→→→→→)→←(隠すことなくどでかい矢印)D
両片思いってちょっとしたことで喜んだり落ち込んだり、そんな姿が可愛いかなって思いながら書いていました。どこまで許されるかな?って互いに探りつつ、きっとこの後二人は仲良くなっていきます。素敵なリクエスト、ありがとうございました!!
Let's hold hands!「あ、チャンピオンだ!」
「チャンピオン!」
「何かイベントでもあったっけ?」
困った。
俺は、大きな街の真ん中で冷や汗を掻きながら、どうしてこんなことになったのかをひたすらに考えていた。
今日は午前中にシュートでのチャリティイベントに参加した。午後はスポンサーの会社が行うガーデンパーティへの参加が予定されていたが、そちらが主催者側の事情でのキャンセルとなったので、突発的に午後は丸々オフとなった。予定されていた休みより、こういうイレギュラーな休みって得な感じがして俺は好きだ。せっかくだから前々から欲しいと思っていた物を買おうと意気込み、勢いのままユニフォームで飛び出した。自分なりに人目が少ない道を探しながら、地図アプリと睨めっこ。しかし、俺の努力も虚しくうっかり路地から大きな通りへと出てしまった。途端に集まるキラキラとした眼差しの人、人、人。応援してくれる人達の期待の眼差しを裏切ることはできず、突発的に始まってしまったファンサービス。握手に写真、サイン。もみくちゃにこそされないけれど、このままだと行きたい場所に行けないまま休みが終わってしまう。顔には出せないが内心焦りつつも笑顔は崩さず対応する。人混みは消えるどころが増えていく。どうしたものかと困っていると、人混みの奥から良く通る声が聞こえて来た。
3935「チャンピオン!」
「何かイベントでもあったっけ?」
困った。
俺は、大きな街の真ん中で冷や汗を掻きながら、どうしてこんなことになったのかをひたすらに考えていた。
今日は午前中にシュートでのチャリティイベントに参加した。午後はスポンサーの会社が行うガーデンパーティへの参加が予定されていたが、そちらが主催者側の事情でのキャンセルとなったので、突発的に午後は丸々オフとなった。予定されていた休みより、こういうイレギュラーな休みって得な感じがして俺は好きだ。せっかくだから前々から欲しいと思っていた物を買おうと意気込み、勢いのままユニフォームで飛び出した。自分なりに人目が少ない道を探しながら、地図アプリと睨めっこ。しかし、俺の努力も虚しくうっかり路地から大きな通りへと出てしまった。途端に集まるキラキラとした眼差しの人、人、人。応援してくれる人達の期待の眼差しを裏切ることはできず、突発的に始まってしまったファンサービス。握手に写真、サイン。もみくちゃにこそされないけれど、このままだと行きたい場所に行けないまま休みが終わってしまう。顔には出せないが内心焦りつつも笑顔は崩さず対応する。人混みは消えるどころが増えていく。どうしたものかと困っていると、人混みの奥から良く通る声が聞こえて来た。
肴飯のポイ箱
DONEワンドロお題「疲労困憊」※ポメガバースネタ
※kbn視点で一人称が「オレ」
※イズオーバー後一年目
※kbn(→←)dnd(互いに無自覚これからキダになる)
実は意識はしっかりあります※キャプ読了後推奨
気温がぐっと下がり、世間は年末進行真っ只中。勿論ここ、ナックルジムも世間と同じ様に業務の締め作業に終われていたが、元々歴史あるジムだ。業務もマニュアルがしっかりしているし、土地柄挨拶に行かねばならない場所も多いがそれも例年決まっている。今年は緊急要請も無く、忙しさはあれどしっかりと予定通りの日にちに仕事を納め、ジムの戸締りをトレーナー達と分担して行い、最後に一年のお礼の言葉をスタッフ達に伝えつつ、街の老舗お菓子店にこっそり注文しておいた焼き菓子のギフトを配る。皆最初は恐縮しつつも、最後は顔を綻ばせながら受け取って貰えたので準備して本当に良かったと思う。
明日はいよいよカウントダウン。今年もライバルであり、友人でもあるダンデと一緒にあいつのマンションから年越し花火を見る予定だ。あいつがチャンピオンになってから2年目位に始まったこの恒例行事も、とうとう片手では数え切れないほどの回数となる。
3688気温がぐっと下がり、世間は年末進行真っ只中。勿論ここ、ナックルジムも世間と同じ様に業務の締め作業に終われていたが、元々歴史あるジムだ。業務もマニュアルがしっかりしているし、土地柄挨拶に行かねばならない場所も多いがそれも例年決まっている。今年は緊急要請も無く、忙しさはあれどしっかりと予定通りの日にちに仕事を納め、ジムの戸締りをトレーナー達と分担して行い、最後に一年のお礼の言葉をスタッフ達に伝えつつ、街の老舗お菓子店にこっそり注文しておいた焼き菓子のギフトを配る。皆最初は恐縮しつつも、最後は顔を綻ばせながら受け取って貰えたので準備して本当に良かったと思う。
明日はいよいよカウントダウン。今年もライバルであり、友人でもあるダンデと一緒にあいつのマンションから年越し花火を見る予定だ。あいつがチャンピオンになってから2年目位に始まったこの恒例行事も、とうとう片手では数え切れないほどの回数となる。