15saihasaikou
DONEジョンドラ15がイチャつくのをロが遠目に見る話です途中でジョンは「生まれ変わっても見つけ出すヌ」的なことを言っています
ごっこ遊びを膝に受けて原稿ができないロナルド先生 その日ロナルドはロナ戦の締め切り間近だった。まだ天ぷらになる危険はないが、そろそろ本腰をいれて原稿を進めなければならない頃だ。事務所の扉に本日は休みであるというお知らせを貼り、原稿するときの服装になって、ロナルドはパソコンとにらみ合っていた。
「おい若造」
そこに声をかけられたが、ロナルドはパソコンから顔をあげなかった。
「なんだよクソ砂」
「今日はジョンとイチャつくだけの日にしたから。邪魔するなよ」
「するか、オメーこそ邪魔すんな、よ……」
ロナルドはふとその声に違和感を覚えて顔をあげた。なんだかいつもよりも高い声のような気がしたのだ。
そして目線を向けたそこには、十代半ばほどまで若返ったドラルクがいた。いつもより背が低く、頬がふっくらとし、目の下の隈や眉間の皺もない。首元には赤いリボンがひとつだけかけられている。腕にはいつものようにジョンが抱えられていた。
3607「おい若造」
そこに声をかけられたが、ロナルドはパソコンから顔をあげなかった。
「なんだよクソ砂」
「今日はジョンとイチャつくだけの日にしたから。邪魔するなよ」
「するか、オメーこそ邪魔すんな、よ……」
ロナルドはふとその声に違和感を覚えて顔をあげた。なんだかいつもよりも高い声のような気がしたのだ。
そして目線を向けたそこには、十代半ばほどまで若返ったドラルクがいた。いつもより背が低く、頬がふっくらとし、目の下の隈や眉間の皺もない。首元には赤いリボンがひとつだけかけられている。腕にはいつものようにジョンが抱えられていた。