ピカ@rstm
MOURNING『アイビーを抱いて』のフリージアにかつて義弟殉葬文化(とっくの昔に廃止済み)があったらで思いついたステイル視点の一文。結局設定ごとボツ。でもかなり好みの文にできたしどこにも再利用できないので載せちゃう。
羨ましいとすら、苦く思う。プライドを追い、プライドの元へ、他ならぬ彼女自身の意思で──あちらに呼んで、くれたなら。
57ピカ@rstm
MOURNING『アイビーを抱いて』のステイル視点とプライド様視点の没差分。こちらの方が救いがあります。当社比。本よりもメリバ寄り。
初めは温かさを感じているこちらで進めてましたが、夢は夢だなぁ……と変更しました。
心の求めるままに手を伸ばして――投げ出されたプライドの左手首を掴んだ。
ようやく捉えた体温は、泣きそうになるほど温かい。
何十回と伝えた言葉だ。そして、この先何百回と伝えたかった言葉だった。
もうこれが、最後の一回。
「傍に、います」
今度こそ届いたステイルの声に、プライドがほんの少し手首を見るような仕草をした。風に煽られた髪の下は影が深く落ち、その表情は終ぞ見えなかったけれど。
届いたのなら。傍にいられるのなら。それでもかまわないと、ステイルはプライドをかき抱いた。
***
星空へも別れを告げるように目を閉じた。
どうしてか、ほんの少しだけ左手首が温かく感じたけれど。
きっと、そんなの、気のせいだろう。
309ようやく捉えた体温は、泣きそうになるほど温かい。
何十回と伝えた言葉だ。そして、この先何百回と伝えたかった言葉だった。
もうこれが、最後の一回。
「傍に、います」
今度こそ届いたステイルの声に、プライドがほんの少し手首を見るような仕草をした。風に煽られた髪の下は影が深く落ち、その表情は終ぞ見えなかったけれど。
届いたのなら。傍にいられるのなら。それでもかまわないと、ステイルはプライドをかき抱いた。
***
星空へも別れを告げるように目を閉じた。
どうしてか、ほんの少しだけ左手首が温かく感じたけれど。
きっと、そんなの、気のせいだろう。
ピカ@rstm
MOURNING『アイビーを抱いて』の裏設定ヴァルの話です。ちみちみ考えてましたが、アイビー姉弟妹をメインにすると決めたらどうにも収まりが悪くなってしまったのでカット✂️
ぐちゃぐちゃのメモをちょっと整えただけなので、唐突に小説の文章が始まったりメモに戻ったりと読みにくいです!!!
途中設定迷ってる迷ってる……こんな感じで書いてるんだな〜と温かい目で見てください。
プライド様は防衛戦前にティアラがセドリックに放ったナイフをこっそり一本隠していた。
無意識に、もしもティアラの誕生祭までにゲームの自分に戻ってしまいそうであれば、ナイフで死んでしまおうと。結局はそんなことにはならなかったし、冷静になって考えたら他殺を疑わせるのは良くないわね!?となってやめた。
結果ナイフ処理するべく白羽の矢がヴァルに立つ。
ステイルがヴァルを連れてくる。アーサーもいてそのまま次のシーンに繋ぐのもあり。
3日目終わりだからやっと時間が作れた的な?自分から仕事詰め込んだのではある。
ステイル「喋るな。物音も立てるな」「……いいか。今から姉君の棺の場所へ連れて行く」
プライド様の部屋へ
「最後に会った日は何か普段と違うことはあったか?」
1502無意識に、もしもティアラの誕生祭までにゲームの自分に戻ってしまいそうであれば、ナイフで死んでしまおうと。結局はそんなことにはならなかったし、冷静になって考えたら他殺を疑わせるのは良くないわね!?となってやめた。
結果ナイフ処理するべく白羽の矢がヴァルに立つ。
ステイルがヴァルを連れてくる。アーサーもいてそのまま次のシーンに繋ぐのもあり。
3日目終わりだからやっと時間が作れた的な?自分から仕事詰め込んだのではある。
ステイル「喋るな。物音も立てるな」「……いいか。今から姉君の棺の場所へ連れて行く」
プライド様の部屋へ
「最後に会った日は何か普段と違うことはあったか?」