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    #クラヴィン

    clavin.

    竜樹(たつき)

    DONEクラウド×ヴィンセントの話をダラダラと書いただけの小説。
    最後の方ちゅっちゅしてるので苦手な方はUターン(⌒-⌒; )


    カップル要素も入れたいと最後の方にイチャイチャさせてみたけど変かも(^◇^;)


    おっ!?この小説機能、タップすると文字が明朝体になって背景が暗くなるの発見✨
    雰囲気出ていいなあ✨
    夢を見る



    いつも、泣いているその後ろ姿。


    大切な人をただ、笑顔にしたかった。
    それなのにいつも守れずに。


    彼女は、奴のことを本当に恨んでいたのだろうか?
    私は、力尽くで彼女を守ることができなかったのはその部分なのだろう。


    しかし、彼女は幸せではない。
    それだけは変わらない真実であった。




    そして夢の終わりはいつも
    不敵に笑うあの男、宝条の姿と悲しそうな彼女の立ち去る姿であった。



    「・・・・・・っ!ルクレツィア!!」

    呼び止めようと叫ぶ。
    しかし、目の前には見慣れた部屋の壁。

    「っ、また夢を見てしまったのか。」
    項垂れると、拳を握る。

    この、化け物と共に生きるしかなくなった自身を戒めとして、長い時を生きているが、終わりはきっと誰よりも永く、今の大切なものと共に時を終えることは出来ない。

    この悲しみは寂しさ以外の何者でもないだろう。

    隣で眠る、儚く弱い彼もきっと
    私よりも先に終えるのであろう。


    「すまないな、せめて私と共にある間は護りたい。後悔ばかりで生きてきた私に力を与えてくれた。お前(クラウド)や、仲間たちの為に。」


    だが、その後は化け物 1549