むつき
DONEカトブレパス+シュクユウ+主人公街中のコスプレイベントに行く話
交流 サモナーとの待ち合わせ場所まで駆け寄ってきたシュクユウは、すでに頬を紅潮させていた。
「きょうは、友達を紹介してくれるんだよね?」
「そう、他校の子だよ。高校生」
「おれ、仲良くできるかな?」
無意識のうちの癖なのか、カメラのグリップをぎゅっと掴む。いつもながら手入れの行き届いた、シュクユウの宝物だった。
心配することないよ、とサモナーは力強く励ます。
「にーちゃんが言うなら大丈夫だよね! えへへっ」
こぼれるような笑顔が返ってくる。見つめ合い、頷き合った。
「それで、今日のイベントっていうのは、この辺りでやってるの?」
サモナーに促されて歩きながら、辺りを見渡す。駅から歩いてほんの数分。道の両側に路面店が立ち並び、ぶらぶら歩いてショッピングを楽しむにはうってつけのエリアだ。友だちと並んで楽しそうに話している人や、たくさんのショップバッグを手から下げた人たちが歩道に溢れている。
2600「きょうは、友達を紹介してくれるんだよね?」
「そう、他校の子だよ。高校生」
「おれ、仲良くできるかな?」
無意識のうちの癖なのか、カメラのグリップをぎゅっと掴む。いつもながら手入れの行き届いた、シュクユウの宝物だった。
心配することないよ、とサモナーは力強く励ます。
「にーちゃんが言うなら大丈夫だよね! えへへっ」
こぼれるような笑顔が返ってくる。見つめ合い、頷き合った。
「それで、今日のイベントっていうのは、この辺りでやってるの?」
サモナーに促されて歩きながら、辺りを見渡す。駅から歩いてほんの数分。道の両側に路面店が立ち並び、ぶらぶら歩いてショッピングを楽しむにはうってつけのエリアだ。友だちと並んで楽しそうに話している人や、たくさんのショップバッグを手から下げた人たちが歩道に溢れている。