六花*
DONE[全年齢/寒色腐]※左右なし、キス表現あり。寒色ちゃん真ん中バースデーおめでとうございます!!
真斗がひょんなことから「真ん中バースデー」ということを知ったお話(トキヤ視点)
『日々紡ぎ』「そういえば、一ノ瀬、真ん中バースデーとは、どのようなものか知っているか?」
食事が終わり、他愛もない話をしている途中で真斗がふと思い出したようにトキヤに聞いてきた。
飲もうと思って持ち上げたほうじ茶が入った湯呑みを再びテーブルへと置いて、トキヤは真斗が発した単語を繰り返した。
「真ん中バースデー、ですか? 確か……友人や恋人同士などでお互いの誕生日の中間にあたる日を祝うこと、だったと思いますが……」
知りたかった答えがすぐに返ってきて真斗は関心したようにほう、と感嘆の声を漏らす。
「さすがは一ノ瀬。博識だな」
大げさですよ、とトキヤは小さく笑ってほうじ茶を一口飲む。
喉を通るあたたかいお茶にふうと一つ息を吐くと、梨を堪能している真斗へちらりと視線を向けた。
1574食事が終わり、他愛もない話をしている途中で真斗がふと思い出したようにトキヤに聞いてきた。
飲もうと思って持ち上げたほうじ茶が入った湯呑みを再びテーブルへと置いて、トキヤは真斗が発した単語を繰り返した。
「真ん中バースデー、ですか? 確か……友人や恋人同士などでお互いの誕生日の中間にあたる日を祝うこと、だったと思いますが……」
知りたかった答えがすぐに返ってきて真斗は関心したようにほう、と感嘆の声を漏らす。
「さすがは一ノ瀬。博識だな」
大げさですよ、とトキヤは小さく笑ってほうじ茶を一口飲む。
喉を通るあたたかいお茶にふうと一つ息を吐くと、梨を堪能している真斗へちらりと視線を向けた。