た子のポイピク
DONE #轟飯ドロライHSBDお題:「かき氷」「変装」「初めて」
シロップ「轟、交代。休憩入っていいって」
「あぁ、わかった」
いつの間にか隣に来ていた切島と場所を交代し、かき氷機の前を離れる。雲一つない青空と広い海、大勢の人の波を眺めながら、俺は羽織っている半袖パーカーの肩口で汗を拭った。
人材不足に陥った海水浴場の運営補佐と警備実習の場合、俺は大抵の場合かき氷のある屋台運営に駆り出される。個性柄、提供するぎりぎりまで氷が溶けないよう冷やしていられるのはもちろん、自分がカウンターにいると売り上げが大幅に伸びるらしい。理由はよくわからないが、それで大勢の人が喜んでくれるなら、断る理由も特にない。
「轟の分、シロップ何がいい?」
「え」
「休憩入るときに全員一つ食べていいって説明で言われたろ」
2926「あぁ、わかった」
いつの間にか隣に来ていた切島と場所を交代し、かき氷機の前を離れる。雲一つない青空と広い海、大勢の人の波を眺めながら、俺は羽織っている半袖パーカーの肩口で汗を拭った。
人材不足に陥った海水浴場の運営補佐と警備実習の場合、俺は大抵の場合かき氷のある屋台運営に駆り出される。個性柄、提供するぎりぎりまで氷が溶けないよう冷やしていられるのはもちろん、自分がカウンターにいると売り上げが大幅に伸びるらしい。理由はよくわからないが、それで大勢の人が喜んでくれるなら、断る理由も特にない。
「轟の分、シロップ何がいい?」
「え」
「休憩入るときに全員一つ食べていいって説明で言われたろ」