niji
REHABILIましまろでリクエスト頂いてたオメガバースです、しかしこれはただの御沢…スクロールで読めるverはこっち
https://galleria.emotionflow.com/86536/540264.html 20
niji
REHABILIPSYCHO-PASSx御沢パロ。にましのPP御沢個人誌『Prhh Gsv Hfmuoldvi』に寄稿した小説です
合同誌の後、付き合ってる御幸執行官と沢村監視官が休日を一緒に過ごします。
最後の方の絵はこの小説の前日譚(けもみさわver)です、私服が野球用のしかなくてたまに持ってる普通の(?)服もクソダサって言われたなあ…という思い出がジャージ登場に繋がりました😌 18
niji
REHABILI小説投稿できるようになってる…?何が切欠だったのかは正直わからない。恐らく2年生の間で、教室で交わされる何気ない雑談の中、そういう話題にでもなったのだろう。室内練習場の外に備え付けられたベンチに座り、珍しく熱心にスマートフォンを弄っている沢村の隣にそっと腰掛ける。頭を引いて少し遠目で画面を覗き込むと(野球部の男子寮にプライバシーへの配慮なんてものは無い)、これまた珍しく、見ているのは俺でも知っている大手通販サイトの検索画面のようだった。膝に肘をついて顎に手を当て、小難しい顔で提示される写真の数々を見比べている。
「天体望遠鏡?」
俺が横で覗き見ていることに気がついていなかったらしい。がばりと沢村が上体を起こし、少し頬を赤らめる。
「ちょっと、人の携帯見ないでつかーさい」
「今更だろ。てか、星とか興味あったのか」
ガサツなお前にそういうイメージないから、なんだか意外だと茶化すと、太い眉を釣り上げて唇を尖らせた。
「まあ……人並みには? ってかあんたに関係ないでしょ。ほっといてください」
むくれて再びスマートフォンに視線を落とす。過酷な夏はそのピークを過ぎ、季節の移ろいを感じさせる緩やかな風が、建物の間を吹き抜 3798