coco
PAST付き合いたての🐢と🤍の話※捏造有。🤍はまだ🐢のことを苗字で呼んでます。
出会い出会ったのは高2の春。人と居るのが苦手な俺は、休み時間は学校の屋上で過ごすことが多かった。少し日陰になっていて、他の人たちから離れている場所が定位置。その日の昼休みもいつも通りスマホと購買で買ったパンを持ってその場所に行くと、女子生徒が座っていた。俺の存在に気づいてこっちを向く。
「…」「…」互いに無言で数秒見つめ合った。上履きを見た感じ1年生。小柄で小動物みたいだ。顔は片手で掴めそうな程小さくて、大きい目を長いまつ毛が縁取ってる。
あっ…ヤバい。可愛いかも…。心臓がドキドキするのが分かった。
「あの…何ですか?」怪訝そうな表情をしているけど、それも可愛い。
「あ…可愛いなってぇ…」思ったことがつい、口から出てしまった。大きな目が見開かれ、少し顔を赤くした彼女は「っ!…意味分かんない」そう言って立ち上がって足早に去る後姿は、やっぱり小さくて、とても可愛いと思った。
912「…」「…」互いに無言で数秒見つめ合った。上履きを見た感じ1年生。小柄で小動物みたいだ。顔は片手で掴めそうな程小さくて、大きい目を長いまつ毛が縁取ってる。
あっ…ヤバい。可愛いかも…。心臓がドキドキするのが分かった。
「あの…何ですか?」怪訝そうな表情をしているけど、それも可愛い。
「あ…可愛いなってぇ…」思ったことがつい、口から出てしまった。大きな目が見開かれ、少し顔を赤くした彼女は「っ!…意味分かんない」そう言って立ち上がって足早に去る後姿は、やっぱり小さくて、とても可愛いと思った。