ta_jitaji
DOODLE下半身つるつるの染とそんな染を見てびっくりして固まっちゃう剛士は可愛い、ということころから始まったかねあいが無事に初夜を迎えたので、次はその二人が二回目を迎えるまでの話を書きたくて始まったかねあい。染がぐるぐるする話。かねあいが二回目を迎えるまでの話(1作目)伸びてきた手に腕を掴まれて、真っ赤な瞳に強く射抜かれて。
『オレをオマエの、最後の相手にしろ』
そう、金城に言われてから、愛染の世界は目まぐるしく変化した。
触れる体温が心地好くて、交わすキスが気持ち良くて。
金城に触れられると、それだけでふわり、と気持ち良くなってしまう。
女の子とシてた時はいかに相手を蕩けさせてあげられるかを意識しながら触れていたから、何も考えず、ただシたい時にシたいようにするというのがどうにも新鮮で、けれど、自分の好きにして、相手の――金城の好きにされることが、こんなにも満たされることだったなんて、知らなかった。
男を──金城を受け入れる為の準備をする恥ずかしさも、慣れない異物感や苦しさも、そしてその先にある多幸感も。
4657『オレをオマエの、最後の相手にしろ』
そう、金城に言われてから、愛染の世界は目まぐるしく変化した。
触れる体温が心地好くて、交わすキスが気持ち良くて。
金城に触れられると、それだけでふわり、と気持ち良くなってしまう。
女の子とシてた時はいかに相手を蕩けさせてあげられるかを意識しながら触れていたから、何も考えず、ただシたい時にシたいようにするというのがどうにも新鮮で、けれど、自分の好きにして、相手の――金城の好きにされることが、こんなにも満たされることだったなんて、知らなかった。
男を──金城を受け入れる為の準備をする恥ずかしさも、慣れない異物感や苦しさも、そしてその先にある多幸感も。
ta_jitaji
DOODLEBのかねあい。主に染の下(女性関係)事情捏造。染は下つるつるそう、そんな染の下を見たら剛士はびっくりして固まりそう、というところから始まった、かねあいが初夜を迎えるまでの話の1作目。気が向いたら続く。【かねあい】かねいが初夜を迎えるまでの話(1作目)ぷっくりとした唇の弾力を味わうように食み、ちゅ、と小さなリップ音を響かせる。
軽く口付けて、離して。
角度を変え、味わうように数度唇を寄せると、その度に可愛らしい音が鳴る。
ちゅ、ちゅ、と響く音がなんだか普段の――顔を合わせれば大なり小なりの言い合いが起こる――自分達の様子からは遠いそれのように思えて、なんとも言えないくすぐったさが胸を過る。
それは金城に組み敷かれ、背中をベッドのシーツに預けた愛染も同じだったようで、触れ合わせた唇からふ、と短い吐息が零れ落ちる。
薄く目を開けば、可笑しそうに細められた空色の瞳と視線が絡み合って、金城の唇がちっ、とひとつ、舌打ちを落とす。
シーツについた金城の両腕の中に囲われているくせに、余裕あり気に微笑みながらキスを享受する男からその余裕を剥ぎ取ってやりたくて、金城の指が愛染の耳に触れる。
6571軽く口付けて、離して。
角度を変え、味わうように数度唇を寄せると、その度に可愛らしい音が鳴る。
ちゅ、ちゅ、と響く音がなんだか普段の――顔を合わせれば大なり小なりの言い合いが起こる――自分達の様子からは遠いそれのように思えて、なんとも言えないくすぐったさが胸を過る。
それは金城に組み敷かれ、背中をベッドのシーツに預けた愛染も同じだったようで、触れ合わせた唇からふ、と短い吐息が零れ落ちる。
薄く目を開けば、可笑しそうに細められた空色の瞳と視線が絡み合って、金城の唇がちっ、とひとつ、舌打ちを落とす。
シーツについた金城の両腕の中に囲われているくせに、余裕あり気に微笑みながらキスを享受する男からその余裕を剥ぎ取ってやりたくて、金城の指が愛染の耳に触れる。