halfShot110_sAi
DOODLE現パロのベニヒイとディアソウが焼き肉食べ放題に行く話残り時間30分「カルビ二人前とあとハラミ三人前、あとクリームコロッケとからあげ一皿ずつ」
「あと石焼ビビンバ三人前」
「冷麺も」
次々と並べ立てられていく注文を戸惑いを見せることなく入力していく店員は流石のプロだと思う。
残念ながら自分はプロではないので思うままに口を開いた。
「食べ放題残り三十分で頼む量ではないでしょう……」
げっそりとした顔のディアブロに箸を止めない美丈夫たちは不思議そうな顔を見合わせた。
「だってまだまだ食えるし」
「なんだ?ディアブロは少食だなぁ」
「ほら、ディアブロ。アーン」
ケロリとした顔でカルビを飲み込むベニマル。体調でも悪いのかと眉を下げながらビビンバを混ぜるヒイロ。絶対にげっそりとした様子の恋人を面白がってロースを食べさせようてしてくるソウエイ。
458「あと石焼ビビンバ三人前」
「冷麺も」
次々と並べ立てられていく注文を戸惑いを見せることなく入力していく店員は流石のプロだと思う。
残念ながら自分はプロではないので思うままに口を開いた。
「食べ放題残り三十分で頼む量ではないでしょう……」
げっそりとした顔のディアブロに箸を止めない美丈夫たちは不思議そうな顔を見合わせた。
「だってまだまだ食えるし」
「なんだ?ディアブロは少食だなぁ」
「ほら、ディアブロ。アーン」
ケロリとした顔でカルビを飲み込むベニマル。体調でも悪いのかと眉を下げながらビビンバを混ぜるヒイロ。絶対にげっそりとした様子の恋人を面白がってロースを食べさせようてしてくるソウエイ。
halfShot110_sAi
MEMOソウエイが食べたいぐらい可愛いディアブロのディアソウいつかちゃんと書く
それは本当に微かな音だった。
第一秘書がお茶を用意しに行った執務室には第二秘書と自分だけしかおらず、静寂に包まれていたからこそ気付けたと言うものだ。
カラリ、と軽やかな何かが転がされ歯に当たる音。
「なぁ、ディアブロ。飴でも食べてんのか?」
自分が音の発生源でなければ残るは背後に立つ黒い悪魔だけだ。椅子に座ったまま見上げた先で微かに動いた頬にあわせてまたカラリと鳴る。
「これは大変失礼致しました」
「いや、別に咎めた訳じゃないんだけどさ。お前がもの食べてるの珍しいな、って思って」
「実は食べ物ではないのです」
「へ?でもさっきから口ん中だろ?」
「こちらですが」
ゆっくりと弧を描いた唇の間から赤い舌の上に乗ったそれが姿を現した。
970第一秘書がお茶を用意しに行った執務室には第二秘書と自分だけしかおらず、静寂に包まれていたからこそ気付けたと言うものだ。
カラリ、と軽やかな何かが転がされ歯に当たる音。
「なぁ、ディアブロ。飴でも食べてんのか?」
自分が音の発生源でなければ残るは背後に立つ黒い悪魔だけだ。椅子に座ったまま見上げた先で微かに動いた頬にあわせてまたカラリと鳴る。
「これは大変失礼致しました」
「いや、別に咎めた訳じゃないんだけどさ。お前がもの食べてるの珍しいな、って思って」
「実は食べ物ではないのです」
「へ?でもさっきから口ん中だろ?」
「こちらですが」
ゆっくりと弧を描いた唇の間から赤い舌の上に乗ったそれが姿を現した。