yasu_zomigi
DOODLEこねこと戯れるゾちゃん。ミルキングが書きたかったんや…ねこまみれ「お前……何やってんだ?」
困惑気味に言うサンジに元々あったゾロの眉間の皺は更に深くなる。
「何って、見たまんまだ」
「いや……見たまんまと言われましても……」
我らがマリモ剣士は大量の子猫に群がられていた。
もぞもぞころころと動き回る毛玉がざっと二十はいるだろうか。白いの黒いの灰色の、縞柄斑模様に三毛。種類は様々だがみんな子猫でせいぜい生後三ヶ月そこらといった小ささだ。その毛玉達が胡座をかいているゾロの腹巻の中やら肩の上やら頭の上やら膝の上やらでもふもふころりんと戯れている。
可憐なレディ達やいかにも動物と戯れそうな年少組ならいざ知らず、柔らかくてほわほわしたか弱い生き物が凶悪な顔つきの剣士に一斉に甘えている状況にサンジの脳は大いに混乱した。なんだってわざわざおっかねえ魔獣に寄って行くんだ。この子猫ども動物のくせに生存本能が働かないのだろうか。
3683困惑気味に言うサンジに元々あったゾロの眉間の皺は更に深くなる。
「何って、見たまんまだ」
「いや……見たまんまと言われましても……」
我らがマリモ剣士は大量の子猫に群がられていた。
もぞもぞころころと動き回る毛玉がざっと二十はいるだろうか。白いの黒いの灰色の、縞柄斑模様に三毛。種類は様々だがみんな子猫でせいぜい生後三ヶ月そこらといった小ささだ。その毛玉達が胡座をかいているゾロの腹巻の中やら肩の上やら頭の上やら膝の上やらでもふもふころりんと戯れている。
可憐なレディ達やいかにも動物と戯れそうな年少組ならいざ知らず、柔らかくてほわほわしたか弱い生き物が凶悪な顔つきの剣士に一斉に甘えている状況にサンジの脳は大いに混乱した。なんだってわざわざおっかねえ魔獣に寄って行くんだ。この子猫ども動物のくせに生存本能が働かないのだろうか。
3maijita_op
TRAININGル翼(👒×⚔+🕒)⚠️R-15くらいの表現
⚠️ンピ初書きです。生暖かい目で見守ってください。
・ル翼はいいぞ!増えろ!
夜に世を詰めて「あら、爪を切っているの?」
穏やかで静かな夜の海に、鈴を転がしたような声が響く。
ロビンが風呂上がりの体を冷ますため、甲板に出てきたようだった。ドライヤーで乾かした黒い髪を夜風にたなびかせながら、ハンドレールに体を預け海を見据える。
「おお、ロビン!そうだぞ!」
太陽を船主に海を渡り歩く帆船の船長は、今夜甲板で一人何かをしているようだった。
日はとうに沈み、仲間で囲んだテーブルの喧騒も遠い岐路へ置いて行かれた時間である。普段夕食を済ました後は、もっぱら仲間と共に過ごしているルフィが真夜中に一人でいるのは珍しい。ひとつまみの違和感に興味を持った学者は、研究対象と会話を試みてみた。
「ルフィ、いつもナミやウソップに爪を切ってもらってなかった?伸びすぎてどこかひっかいてしまったの?」
4008穏やかで静かな夜の海に、鈴を転がしたような声が響く。
ロビンが風呂上がりの体を冷ますため、甲板に出てきたようだった。ドライヤーで乾かした黒い髪を夜風にたなびかせながら、ハンドレールに体を預け海を見据える。
「おお、ロビン!そうだぞ!」
太陽を船主に海を渡り歩く帆船の船長は、今夜甲板で一人何かをしているようだった。
日はとうに沈み、仲間で囲んだテーブルの喧騒も遠い岐路へ置いて行かれた時間である。普段夕食を済ました後は、もっぱら仲間と共に過ごしているルフィが真夜中に一人でいるのは珍しい。ひとつまみの違和感に興味を持った学者は、研究対象と会話を試みてみた。
「ルフィ、いつもナミやウソップに爪を切ってもらってなかった?伸びすぎてどこかひっかいてしまったの?」