ゆめの
DONE2024年1月28日のコルダオンリー(レゾハ)に発行する源唯本「本当に大切なものは」の書き下ろし部分です。A5・P16・全年齢です。
※こちらは初稿ですので、実際の内容と変更している箇所がございますので、ご了承ください
※当サークルの頒布物を購入される方は無料でおつけします
※それ以外の方には100円で頒布します
何よりも大切なものは……ー横浜の空は随分と澄んでいるものだね。
星奏学院を前にした御門浮葉は空の青さに気づいてため息を吐く。
今日、星奏学院では体育祭が開かれており、関係者以外でも観覧は自由とのことらしい。それで朝日奈唯が「もしよろしければ……」というメッセージとともに招待してくれたのであった。
自分なんかが行ってもいいのだろうか…という気持ちもあったが、唯はぜひにと誘ってくる。そのため、訪れることにした。
門をくぐり、校庭に向かっていると歓声が聴こえてくる。
自分もつい1年前まではこのように青空の下で学校生活を送ってきたはずであるが、そんな日々は遙か遠くに過ぎ去ってしまったことに気がつく。
すると浮葉の耳に聞き覚えのある声が響く。
2613星奏学院を前にした御門浮葉は空の青さに気づいてため息を吐く。
今日、星奏学院では体育祭が開かれており、関係者以外でも観覧は自由とのことらしい。それで朝日奈唯が「もしよろしければ……」というメッセージとともに招待してくれたのであった。
自分なんかが行ってもいいのだろうか…という気持ちもあったが、唯はぜひにと誘ってくる。そのため、訪れることにした。
門をくぐり、校庭に向かっていると歓声が聴こえてくる。
自分もつい1年前まではこのように青空の下で学校生活を送ってきたはずであるが、そんな日々は遙か遠くに過ぎ去ってしまったことに気がつく。
すると浮葉の耳に聞き覚えのある声が響く。