pagupagu14
DONE祭囃子/康朱(シンキス)オトパのシンキス朗読劇見て、湊康平も来てほしかった~~というオタクの気持ちを表した康朱です。湊康平好きなんだよなあ……みんなパーフェクトエンドのスチルの湊康平の表情見てほしい
祭囃子 少しの残業を終え会社から出た私は祭囃子が聞こえ思わず顔を上げた。
「間に合ってよかったですね、先輩」
二人きりだというのに懐かしい呼び名で呼ぶ康平くんの顔を見上げ瞬きを繰り返すとおかしそうに康平くんは笑った。
「あんた、楽しみにしてただろ。それなのに残業なんてことになって…」
気にしてくれていたの?と尋ねれば小さく康平くんは頬を染め、顔を背ける。
「別に…気にしてない、わけじゃないですけど…私欲もあります」
首を傾げる私に康平くんは大きくため息を吐き、私の手を大きな手で引いた。
「ほら、行きますよ」
頷いて引かれるまま騒ぎの中へと足を踏み入れた――。
***
屋台を巡り巡って、花火のよく見える場所だと康平くんが言う穴場となっている場所のベンチに腰掛ける。すごいね、と言うと別にと言って康平くんは私の口元に指で触れる。
714「間に合ってよかったですね、先輩」
二人きりだというのに懐かしい呼び名で呼ぶ康平くんの顔を見上げ瞬きを繰り返すとおかしそうに康平くんは笑った。
「あんた、楽しみにしてただろ。それなのに残業なんてことになって…」
気にしてくれていたの?と尋ねれば小さく康平くんは頬を染め、顔を背ける。
「別に…気にしてない、わけじゃないですけど…私欲もあります」
首を傾げる私に康平くんは大きくため息を吐き、私の手を大きな手で引いた。
「ほら、行きますよ」
頷いて引かれるまま騒ぎの中へと足を踏み入れた――。
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屋台を巡り巡って、花火のよく見える場所だと康平くんが言う穴場となっている場所のベンチに腰掛ける。すごいね、と言うと別にと言って康平くんは私の口元に指で触れる。
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DONE【学パロ】一人の男として/康朱(シンキス)先輩後輩学パロの康朱。これはしっかり長編で書きたい気もするな…
【学パロ】一人の男として 「湊くんと仲良くなりたいんだよね」
「天沢さんからお願いしてくれない?」
そう言われ朱里は「はあ」と曖昧に頷くことしかできなかった。クール、しかし顔がいいことで有名な朱里の後輩である湊康平。学年は違うが文化祭実行委員にたまたま同じ時期でなったことにより朱里は康平と顔見知り、よく話す後輩、くらいの仲になっていた。そしてそのおかげというべきかせいというべきか朱里はこう言った頼み事をされることが増えていた。とはいえ、康平本人がそういうのを嫌うため「康平くんに聞いてみないことには…」と当たり障りのない返答をするしかないのだが。
はぁ、と重く深くため息を吐く朱里を顔色ひとつ変えず康平が見ている。
「元気なさげですね、先輩」
928「天沢さんからお願いしてくれない?」
そう言われ朱里は「はあ」と曖昧に頷くことしかできなかった。クール、しかし顔がいいことで有名な朱里の後輩である湊康平。学年は違うが文化祭実行委員にたまたま同じ時期でなったことにより朱里は康平と顔見知り、よく話す後輩、くらいの仲になっていた。そしてそのおかげというべきかせいというべきか朱里はこう言った頼み事をされることが増えていた。とはいえ、康平本人がそういうのを嫌うため「康平くんに聞いてみないことには…」と当たり障りのない返答をするしかないのだが。
はぁ、と重く深くため息を吐く朱里を顔色ひとつ変えず康平が見ている。
「元気なさげですね、先輩」
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DONE浴衣の魔法/康朱(シンキス)私が今日夢に見た康朱の話なのでめちゃくちゃ短いです。フィーリングで感じて
浴衣の魔法 【エスターシ】が京都で行われる企業イベントに参加することになりその当日。何故か、京都っぽいからという大江さんの鶴の一声で決まり私そして奈波さんは着物…浴衣を着ることとなったのだった。まあ、イベントごとではあるし楽しんだもの勝ちであることはそうなので大江さんと色違いの浴衣を着た私は皆の前に姿を現した。
「……ーーー、」
一番初めに目に入ったのは康平くんの驚いた顔だった。それが印象的で見ていると五月女さんが褒めてくれ思わずそっちに顔を向ける。
「康ちゃんもそう思わねえ!?」
「あの…彼氏よりも先に褒めないでもらえます?」
「あはは、そんなん言わない康ちゃんが悪いんじゃねえの?なあ?」
意見を求められ狼狽ているとはあ、と康平くんはため息を吐く。そして顔が近づいたかと思えば耳打ちされる。
472「……ーーー、」
一番初めに目に入ったのは康平くんの驚いた顔だった。それが印象的で見ていると五月女さんが褒めてくれ思わずそっちに顔を向ける。
「康ちゃんもそう思わねえ!?」
「あの…彼氏よりも先に褒めないでもらえます?」
「あはは、そんなん言わない康ちゃんが悪いんじゃねえの?なあ?」
意見を求められ狼狽ているとはあ、と康平くんはため息を吐く。そして顔が近づいたかと思えば耳打ちされる。
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DONE余裕なんてあるわけない/康朱(シンキス)一応事後ですが特にそれを指し示す描写はありません。本編に明言がないのをいいことに勝手に湊を主人公以外と付き合ったことも【こういうこと】をしたこともない設定にしてます。湊√的にする暇ないやろ!と勝手にしてます
余裕なんてあるわけない ずるい、と唇を尖らせると何が。と康平くんの本当によく分かっていないような声が聞こえてきた。
「はあ?余裕過ぎてずるい、って……」
私はこういうことは康平くんが始めてで、それなのに康平くんは余裕そうな感じなのがどうしても気になってしまった。過去の女性の影など気にならないわけではないが、こういう時は自分の経験不足が嫌になり余裕が欲しくなる。
「…別に、余裕なんてないですし。俺もこんなことするの朱里だけだけど」
嘘、と思わず口にしてしまう。
「嘘じゃない」
そう言って康平くんは私の鼻を摘まみ、笑った。
「まず、色恋にうつつを抜かすほど当時の俺は余裕なんてないし。それにあんたが俺以外とこんなことしてたって思うと、それこそ嫌なんだけど」
1016「はあ?余裕過ぎてずるい、って……」
私はこういうことは康平くんが始めてで、それなのに康平くんは余裕そうな感じなのがどうしても気になってしまった。過去の女性の影など気にならないわけではないが、こういう時は自分の経験不足が嫌になり余裕が欲しくなる。
「…別に、余裕なんてないですし。俺もこんなことするの朱里だけだけど」
嘘、と思わず口にしてしまう。
「嘘じゃない」
そう言って康平くんは私の鼻を摘まみ、笑った。
「まず、色恋にうつつを抜かすほど当時の俺は余裕なんてないし。それにあんたが俺以外とこんなことしてたって思うと、それこそ嫌なんだけど」
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DONErainy kiss/康朱(シンキス)一応パーフェクトエンド後、特に√内のネタバレなし。私の大好きな雨宿りしてる最中のキスシチュエーションです!こういうシチュ好きなんだよなぁ〜
rainy kiss 「派手に振られたな…大丈夫?」
頷きを返し、鞄の中に入れていたタオルで濡れた箇所を拭いていく。康平くんも同じようにタオルで拭っているのを見て、雨に降られるのは2回目だと言うことを思い出す。
「2回目?ああ…そうですね」
慌てて宿のある場所に入ったけどまだ雨の止む気配はなかった。とりあえず拭き終わったと思い顔を上げると康平視線がこちらに向いてることに気づく。
「え?いや…エロいなと思って。そういうのもそそりますね」
そう言われて指さされたところを見れば雨に濡れたせいでピッタリとシャツは肌に張り付き、下着も肌も透けて見えてしまっていた。驚いたまま隠そうとしたけれど康平くんの大きな手が私の両手を捕まえて、隠すことさえ許されない。
901頷きを返し、鞄の中に入れていたタオルで濡れた箇所を拭いていく。康平くんも同じようにタオルで拭っているのを見て、雨に降られるのは2回目だと言うことを思い出す。
「2回目?ああ…そうですね」
慌てて宿のある場所に入ったけどまだ雨の止む気配はなかった。とりあえず拭き終わったと思い顔を上げると康平視線がこちらに向いてることに気づく。
「え?いや…エロいなと思って。そういうのもそそりますね」
そう言われて指さされたところを見れば雨に濡れたせいでピッタリとシャツは肌に張り付き、下着も肌も透けて見えてしまっていた。驚いたまま隠そうとしたけれど康平くんの大きな手が私の両手を捕まえて、隠すことさえ許されない。