haruru36
PROGRESS碇くんの恋人、とりあえず冒頭部分のみ。前編はまだ続きます!
碇くんの恋人 冒頭部分ザクッ ザクッ……
辺り一面の、白銀の世界。
誰も踏み込んだ形跡のない白い大地に、僕の足跡だけが残っていく。
———
高校入試のための上京。
試験自体はなんとか終えることができ、時間もあったので街を散策することにした。
明城学院付属には寮がある。
親戚の家を出てここで寮暮らしをする様子を想像しながら、雪の降る街を歩いた。
この都市には、いつからあるのかもわからない遺跡がある。
学者の研究でもその詳細は解明できていないらしい。
都心からさほど離れていないところに、その遺跡はあった。
地面に刺さっているようにも、地面から生えているようにも見える、十字型の不思議なオブジェ。
何故か心がざわついた。
遺跡を横切り少し歩くと、大きなクレーターのある場所に辿り着いた。
1662辺り一面の、白銀の世界。
誰も踏み込んだ形跡のない白い大地に、僕の足跡だけが残っていく。
———
高校入試のための上京。
試験自体はなんとか終えることができ、時間もあったので街を散策することにした。
明城学院付属には寮がある。
親戚の家を出てここで寮暮らしをする様子を想像しながら、雪の降る街を歩いた。
この都市には、いつからあるのかもわからない遺跡がある。
学者の研究でもその詳細は解明できていないらしい。
都心からさほど離れていないところに、その遺跡はあった。
地面に刺さっているようにも、地面から生えているようにも見える、十字型の不思議なオブジェ。
何故か心がざわついた。
遺跡を横切り少し歩くと、大きなクレーターのある場所に辿り着いた。