たんごのあーる
TRAINING[夏五ワンライ]お題:差異。みんなちがって、みんないい。差異呪術師、と、ひと括りにされても、そもそも能力からして違っている。同じ箱の中に入れられているけれど、それはあくまでも便宜的なことであって、決して同じものは一つとして無い。能力だけではなく、外見や性格は、それぞれの環境によって異なるし、それぞれの価値観も異なる訳で、それは呪術師に限ったことではないのは、当然の事実である。
だけれど、非術師から見れば、得体の知れないモノを得体の知れない奴らが、得体の知れない方法でどうにかしてるらしい、ぐらいの感覚なのかもしれない。喉元を過ぎれば、どうでもいいし、できれば無かったことにしたいくらいなのだろう。怪異がなくなれば、それでいい、それでおしまいなのだ。
分かっている、理解しているつもりである。けれど、あからさまな奇異の眼差しは不快であり、虚しさも募り、余計な疲労を生む。
1526だけれど、非術師から見れば、得体の知れないモノを得体の知れない奴らが、得体の知れない方法でどうにかしてるらしい、ぐらいの感覚なのかもしれない。喉元を過ぎれば、どうでもいいし、できれば無かったことにしたいくらいなのだろう。怪異がなくなれば、それでいい、それでおしまいなのだ。
分かっている、理解しているつもりである。けれど、あからさまな奇異の眼差しは不快であり、虚しさも募り、余計な疲労を生む。