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    koryuhi

    @koryuhi

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    koryuhi

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    某所の話題に乗っかって書いた即興ハドザム(超短編)
    話題の前提としては、例の「味見」の件です。

    #ダイの大冒険
    daiNoDaiboken
    #ハドザム
    hadzam

    ハドザム「は、ハドラー様……それは、その………!」
    何やら頬を赤らめ慌てるザムザ。だが当のハドラーは涼しい顔で手を伸ばし、そしてひょいっとフライパンの上から程よく焼けている肉を一つ、摘み上げて口へと運んだ。
    「うむ。なかなかいい味つけではないか」
    そうと満足そうに言うハドラーに、ザムザは自分がとんでもない勘違いをしていた事に気がつき、顔色を更に赤くする。
    「あ、味見ってそういう……い、いえ。何でも」
    思い浮かべてしまった不埒な思いを、ぶんっと顔を振ることで吹き飛ばそうとする。だが、一度思い浮かべてしまったものは簡単には消えてはくれない。
    「も、もうそろそろ出来上がりますので……」
    向こうで座ってお待ちください。と、やはり頬は赤くしたまま。声を震わせるザムザにハドラーはどうしたのだと軽く首を捻るが……。
    「ああ、そういう事か」
    そう、呟いた。その口元には小さく笑みが浮かんでいる。
    「ザムザ」
    「は、はい!」
    ザムザの肩に手を置き、そしてその耳元にハドラーは囁くように言った。低い声と、吐息とに擽られザムザはびくっと身体を震わせる。
    「食事の後のデザート、期待しているからな」
    それだけ言って、ハドラーはテーブルの席へと戻っていく。その後ろ姿を見送るザムザは、頭から湯気が出そうな程に真っ赤に茹で上がっていた。
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