私はまず君を見た時何も思ってなかったと思う。そこから間接的にフォロワーが灰七を流して、灰七の尊さを知った。七海もあーかっこいいなぐらいにしか思ってなかったけど、灰七という絶対二人じゃないと立っていられない君たちを見て「こんな絶望する世界で笑って立っていられる君たちを私は見守りたい」と思った。側から見たら灰原が愛情振りまいてるよ。でも七海は絶対灰原が同い年で、同じ地域に居なかったら呪術師をさっさとやめてたと思う。やめてなかったからこそ救われた命が沢山あったわけだよ。だから灰原雄生まれてきてくれてありがとう。君のようなまっすぐで明るい人間がいたから七海は悔いのない人生が送れて、バトンタッチができたんだ。グッズは貢がせていただきます。

2023.09.30追記
灰原雄って男はまず高校2年生で命を落としてます。そんな短い人生の中で、自分ができることを精一杯やるのが気持ちいいというセリフがあるように、おそらく自分ができることを全部やりきって後悔のない人生…というと言いすぎる気がしますが、後悔ばかりではなかったはずです。死に際に七海へ「あとは任せたよ」というセリフを放ってた説もあるので、多分唯一の気がかりは七海だったんですよ。だから出しゃばって七海の走馬灯に現れたんです。私は彼らの恋愛というよりも彼らがお互いのことを支え合ってるのが大好きです。たった一人の同級生。灰原自身が人の良い部分を見るからみんなを尊敬する性格なので、みんな灰原を可愛がってました。夏油がコーラを買ってあげたのがいい例です。あと夏油さんにいいところを見せようとするところとか。あのときは夏で1年生だったから尚更でしょうね。んで、夏油に呪術師しんどくないか？に対してあのセリフですよ。あそこのキメ顔をコースターに起用してくれた担当の方本当にありがとうございます。一番好きな顔です。あと彼の性格が一番良く出てるシーン。なんなら私達に最初に提示された情報は「妹がいる」「妹を呪術高専に入れないために自分が入った」「人が好き」「米が好き」これだけです。人が好きだからこそみんなを尊敬してるんだろうなとも思いましたが、同時に人間の憎悪から生まれている呪霊と戦うにはいい人過ぎる。だから早めに脱落したんです。灰原という人間を失ってからの七海がどんな高専時代を送ってたのかはわかりませんが、「あんなにいい奴が死んでたまるか」くらいは思ってたでしょう。なんで灰原が死ななきゃならないんだと。じゃなきゃ五条が居ればいいなんていわないですし。灰原の死によって考え方が少し変わったのはもちろん夏油も例外じゃありません。可愛いいい後輩を失って呪術師というマラソンゲームに疑念を持ち始めた。灰原の死ぬシーンがあっさり終わったのはこうもあっけなく呪術師は死ぬような職業であるという演出だったかもしれません。
ここまでとても語ってましたが、そんな死と隣合わせの生活の中で笑顔で元気に過ごしていた彼が私はとても愛おしくて、彼の元気な姿がまた見られてとても嬉しかったです。2年以上２次創作をしてたのに、久々に彼に会えた気がして。私達が描いてた灰原雄と大きな差がなくて本当に嬉しかった。何も変わってない。ありがとう芥見下々