同人誌「メビヤツの仲間たち」の続きのようなもの。↓↓↓↓↓下の方にあります↓↓↓↓↓
山田さんの息子はそこそこ忙しいので母の死に目には会えなかった。夜中にタクシーを捕まえてたどり着いた母の病室にはなぜか防犯ロボット?がいて大きな目(というか目しかない)でこちらを見てきた。実家に設置されている防犯ロボットらしい。
会社を休んでいろんな役所の手続きだのの諸事手配をして、なんとか慎ましい葬式を執り行った。町の人々は自分にも弔事を述べていくが、なぜかロボットにも声をかけていく。むしろロボットへの方が同情にあふれていた。
メビヤツの1機「まるちゃん」は緊急通信会議を開き、呼びかけても山田さんが動かなくなった件についてメビやつたちに相談した。
残念ながらメビヤツたちは誰もその解決策を知らなかった。病院にいるメビヤツによると老齢の人間にはよくあることらしいので、そのまま様子を見るということで会議は終了した。
1370