Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    hatori2020

    @hatori2020

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 32

    hatori2020

    ☆quiet follow

    書かせて頂きました❤️
    若干の百合展開があります。須磨さんがねずこちゃんに少しだけ…。でも揺るぎないぜんねずです。分からない程度にエロいので気になる方はご遠慮ください

    幼かった頃と思い出すほど、遠い記憶ではない。ただ、今とあの頃では比べものにならないほど物事が変わった。
    あの時の善逸は目の前で起きている出来事に目を丸くするしかできなかった。そもそも、その頃の善逸といったら、禰豆子にお嫁さんになってほしいと大声で申し込んだだけで、彼女の何者でもなかったのだ。
    だから、禰豆子が須磨に抱きつかれても、何も口出し出来なかった。

    暑さも厳しい夏真っ盛り、宇髄家で納涼会が催された。
    鬼殺隊の関係者が半数を占めて、納涼会は主催者さながらの派手な賑わいを見せていた。
    雲取山からはるばる参加した四人であったが、途中で炭治郎と伊之助とははぐれてしまった。ふたりの姿を探して善逸と禰豆子はあちらの広間、こちらの座敷と顔を出したが結局見つけることが出来ず、清涼を求めて人気のない北側の縁側に来ていた。
    品良く鳴る風鈴の音が風の訪れを教えてくれる。外は夕日が沈みかけ。山の稜線に今日の終わりが落ちていく。
    人気のない縁側で禰豆子とふたりきり。キシキシとなる二人分の足音。善逸はドキドキしていたのを覚えている。納涼会だから女の子はみんな浴衣姿で、禰豆子も白地に鮮やかな桔梗柄の浴衣を着ていた。いつもより髪を高く結って、それが目に毒だった。白い練り絹のようなうなじは見ちゃだめだと思うばかりで、それが何故だめなのか考えたことすらなかった。 
    不意になんの合図もなく、縁側の障子がシャッと勢いよく開いたかと思うと、ぐしょぐしょに泣いた須磨が飛び出してきた。びっくりしながら、どうしたのかと問うと、まきをにこっぴどく叱られてここで泣いていたという。
     何をしたのだろうか。善逸が聞くまえに、禰豆子が訊ねていた。
     その問いかけからソレは始まった。
    「カナヲちゃんがいたんです。可愛いなあって思っていたけど、ずっと隙が無くて、でも久しぶりに会ったらとっても変わっていたんですよ。だからね、こうやって」
     こうやって。
     須磨は禰豆子の浴衣の襟元に手をやって、「ちょいちょいって」人差し指と中指で禰豆子の胸をちょんちょんと触った。
    「お胸を突いたら、まきをさんがすごい勢いで叱ってきたんです~! ひどくありません!? ゲンコツでゴツーン! カナヲちゃんも固まっちゃって、なんだかわたしが悪者な気がします! ハッ! もしかしてわたし悪者だったんですか!? どうなの、善逸くん、禰豆子ちゃあん!」
    「え、須磨さんは悪者じゃないけどさ、でもそれはねえ」
     善逸はひくりと頬を引きつらせた。悪者じゃなくても悪戯ではあるだろう。
    「須磨さんは悪い人じゃないよ。でもみんなの前でやったのかいけなかったんじゃないかな。カナヲちゃんだって突然そんなことされたらびっくりしちゃうよ」
    「うう、やっぱりそうなんですかあ? ちょっとね、ほんの好奇心と下心だったんです。あとでカナヲちゃんに謝っておこ」
     シュンと項垂れた須磨の頭を禰豆子が優しく撫でる。須磨のほうが五才年上だけど、彼女のどこか世間離れした雰囲気でその光景は妙にしっくりきた。
     須磨はクスンと鼻をすすって、禰豆子の胸元に顔を埋めてきた。一瞬、善逸は苛立ちと焦燥を感じた。
    (いやいやいや)
    胸中で否定する。ちゃんとするっていうのは心の狭い男のことじゃねえぞ。
    「ねえねえ、禰豆子ちゃん。ここって善逸くんとわたしたちしかいませんよね?」
    「え、そうだけど?」
    「じゃあ、ひとつめは大丈夫。ねえねえ、禰豆子ちゃん。おむねを今から確認するね。はい、これでふたつめも了承済み……っと!」
     そう言ったが早い。須磨は出自らしい素早さを見せた。
     ぽかんとしている禰豆子を自分の太ももに乗せて、彼女の浴衣の襟をはだけさせた。
    善逸はギョッと目を剥いた。
    禰豆子の白い練り絹のごとき肌とくっきりくぼんだ鎖骨の影がさらされる。見えたのは肩までだけでも、善逸は目を丸くして凝視するしかない。だって、禰豆子ちゃんだし!
    「それじゃあ、失礼してえ」
    「え、きゃあ!」
     乱れた襟元から須磨が手を突っ込んだ。
    「あれ……?」
    「す、すまさ、あははは! もうだめ、くすぐった、あははは! ふふふふ」
     桔梗柄の浴衣の下で須磨の右手がもぞもぞと這っている。禰豆子は我慢出来ないといったようにお腹を抱えて笑い悶えている。
    「禰豆子ちゃん、ぺったんこ」
    「……ぺったんこ」
     須磨が口の中だけで呟いた音を聞き取った善逸が同じように声に出さずに呟く。
    ──禰豆子ちゃんはぺったんこ。
     納得いった顔で禰豆子をくすぐる須磨に、笑い転げる禰豆子、それをただ見ているしかなかった善逸。
     それは遠い昔の記憶ではなかった。

     時は今。年月は少しだけ経った。お嫁さんになってほしいと大声で叫んだ結果は、まさかの成就。幸せ一杯の結婚生活も八ヶ月目に入ったときだった。
     仕事帰りの善逸は乗換駅で首を傾げた。駅員に泣きついてる女の人に見覚えがあったからだ。見覚えというよりも聞き覚えだ。階段を走り降りて、善逸は駆け寄った。
    「須磨さん!?」
    「あーーー! 善逸くんだあ!」
    「どうしたんですか、こんなところで」
    「聞いてよー!天元さまがひどいの!じゃんけんで負けた人が一番遠くの善逸くんの家って決めてね、わたし絶対に遠くはいやだったんだけど負けちゃったんです~! だってここ電車乗り継がないと来れないでしょう。電車は速くていいけどひとりで乗るのは面白くない!」
     ぎゃんぎゃん泣きわめく須磨をよそに、困惑している駅員に頭を下げて善逸は須磨を連れて帰路についた。
     元音柱は味噌造りに凝っていて、手作り味噌を友人知人なんかに贈っているという。今回のできばえは素晴らしく、是非に感想を聞いてこいと三人の嫁を竈門家と嘴平家、そして我妻家へと派遣したと道々聞いた。
    「ただいま、禰豆子ちゃーん。禰豆子ちゃん、お客様だよ」
    「はーい。おかえりなさい。まあ、須磨さん!」
     善逸が須磨を伴って帰宅すると、禰豆子は驚いた顔をしたもののすぐさま招き入れてくれた。
    いつもは着替えるのを手伝ってくれる禰豆子が今日は須磨の相手をしていない。善逸は少しの寂しさを覚えながら、ささっとスーツから着流しに着替えて居間に戻った。
    居間の畳の上にはデデンと木桶が置いてあった。蓋には達筆な文字が書かれている。
    「これが天元さまが作った手作り味噌、ド派手十四号キラメキです!」
    「……え、なにその名前」
    「ですよねえ。天元さまってば味噌に名前つけるんですよう。まあそれはいいから見て見て!」
     禰豆子が落としぶたを取り上げると、中には艶の良いお味噌が詰まっていた。
    「わあ、美味しそう。でも残念。もうお味噌汁作り終わっちゃった。あ! そうだ!」
     思いついたように禰豆子が手をポンと打った。
    その日の夕餉はお味噌汁と漬け物、大根の煮物。それから、味噌おにぎりになった。ほかほかのご飯をおにぎりにして、お味噌を塗るだけの単純だけどお味噌の良さで味が左右される一品だ。
    善逸はごくりと喉を鳴らして、「いただきます」と、おにぎりをぱくりと一口食べた。その瞬間、味噌の濃厚な味で芳醇な味噌の匂いが鼻先を抜けていく。
    「うま……!」
    「わたしも、いただきます」
     禰豆子も小さな口で頬張る。大きな瞳がキラキラと輝いて善逸を見た。
    「ん! 本当だ。とっても美味しいね、善逸さん」
    「うんうん。すっごい美味い。いや、禰豆子ちゃんの料理は何でも美味しいから、宇髄さんの味噌が泥でも美味しいと思うけど、でもこれは美味しいね。ちょっと甘めで俺は好きだな」
    「味噌伝楽にも合いそうだよね。明日あたり味噌伝楽でもいいかも。今日ね、おっきな茄子を八百屋さんにおまけしてもらったんだよ」
    そんなことを禰豆子と話していると、須磨が大きなため息をついた。
    「ふたりとも本当に夫婦なんですねえ。あの善逸くんがこんなに落ち着くなんて想像もしなかったなあ」
    「さすがに俺も二十になりますからね」
     フッと苦味を利かせて笑ってみせると、今度はこれみがしよに須磨が大きく息を吐いた。
    「そういうなんだかあまりカッコつかないところって成長しないんだなあ」
    ……なにそれひどい!!と、叫ぶと堪えきれないように三人で笑いあった。もう日が沈んだ夜にこうやって笑い合えることが幸せだと思う。

    結局、須磨は一泊することになった。やはり味噌といったら味噌汁なので、その感想も欲しいということと、もう遅くなってるので電車の終電を善逸が心配したからだ。
    風呂は客人の須磨に一番に入ってもらった。約束もせずに来たのだから最後でいいと遠慮する須磨を無理やりに風呂場に連れていった。
    「でも、悪いです~!……あ!だったら、どちらかと一緒に入るのは?」なんて、頓珍漢なことを口走っていたが気にしない。二番目は禰豆子が入って、仕舞湯を善逸がもらった。
    だんな様だから。と、禰豆子はよく善逸を一番風呂に入れたがる。でも善逸は仕舞湯が結構好きだった。次の人を考えなくてもいいし、何よりも風呂を出たあとに掃除をすることが出来て、次の日に禰豆子に喜んでもらえた。
    善逸は自分の苦労よりも、まずは禰豆子の喜びを優先させる。少しだけ冷えてきた冬隣の夜に水周りの掃除は寒い。禰豆子が先週に繕ってくれた半纏を羽織って、善逸はいそいそと居間へ戻った。
    まだ寝るには早い時間なので、三人そろってるので花札でもしようかと夕餉の席で話していたからだ。
    「お待たせぇ」
    花札片手に今に戻った善逸は目を点にした。
    「ん、あー! ぜんいつくんおかえりー」
    ヘロヘロと須磨が手を挙げた。はっきりと言ってあまり呂律が回っていない。須磨の横ではフラフラと上半身を揺らした禰豆子がとろんとした瞳でこちらを見てきた。
    「んふふ、ぜんいつさんお風呂もどってきたねえ。わたしね、ふふふ」
    禰豆子が可愛らしく含み笑いをして、秘密を教えるようにそっと声をひそめた。
    「お風呂上がりの善逸さんが大好きなの。良い匂いがして、胸元が少し緩んでてちょっとドキドキしちゃう」
    「きゃー!わたしも天元さまのお風呂上がりと寝起きが好きですー! でも、まきをさんのお風呂上がりも捨て難いし、雛鶴さんの一戦後の疲れきった横顔も好きなんですー!」
    「わかります! わたしも善逸さんの横顔好き。少し険しい表情もいつもと違って凛々しくて好き」
    きゃーきゃーと禰豆子と須磨が叫び合う。ふたりのまわりには徳利とおちょこが転がっていた。
    突然の禰豆子の告白を聞いて、真っ赤になりながら善逸はどうしたものかと恐る恐るふたりの様子を窺う。
    禰豆子の音は柔らかく気持ちよさげに酔っている音だけど、須磨の音が気になる音をしている。何がどうとは言えないが、第六感がささやく。
    「でもでも、待ってくださーい! ぜんいつくんが険しい顔なんてするのお?わたし見たことありません!」
    そういえばそうだ。禰豆子の前で顔をしかめた覚えはない。ましてや険しい顔などと。
    「え。それは」
    とたんに禰豆子の顔がポンと赤くなった。それを見て、須磨がにんまりと笑う。
    「うふー!わかっちゃいましたー!もう、ねずこちゃんったら可愛いんだからあ」
    「きゃあ」
    じゃれ合うように須磨が禰豆子に抱きついて、その勢いでふたりはコロンと後ろにころがった。酔っ払いに道理を求めちゃいけない。須磨を上にして、ふたりは笑いあっていた。
    (なんかこのまま笑って寝ちゃいそうかなぁ。須磨さんの部屋は布団敷いてあるけど、禰豆子ちゃんの布団はまだ敷いてないんだよな。……今のうちに敷いてくるか)
    酔っ払い須磨の音は気になるけど、少しくらいから大丈夫だろう。禰豆子の部屋というか夫婦の部屋は中庭を挟んだ向こう側だ。何かあったらすぐに駆けつけられる。
    転がっていた徳利とおちょこを片手に善逸が部屋を出ようと敷居を跨いだときだった。
    「ぁん」
    この場で聞こえるはずのない声が聞こえた。弾かれるように振り返る。
    「やぁ、……すまさん、ぁ──んん、だめ、……やめ」
    「んふふ。ねずこちゃん、かーわい♡」
    その瞬間、あの時を思い出した。
    須磨はあの時と同じように禰豆子をひん剥いていた。ただしあの時と今では色々と違っている。禰豆子は浴衣ではなくて、寝巻き。あの時は肩口までだったけど、今は無遠慮に禰豆子の乳房がこぼれ落ちている。あの時の禰豆子は笑ってたけど、今の禰豆子は嫌がるように抗う。それを阻むように須磨は禰豆子の両腕を押さえていた。暴力的に見えないのはさすがのくノ一だ。
    善逸はぽかーんと口を開けて、その様子を目に写していた。
    「ほらぁ。ねずこちゃん、だめだめですよ。ほらほら、こんなに大きくなったんだからせっかくなんですから、ね!」
    「え、でも、──ん、あ」
    善逸しかさわったことのない禰豆子の真っ白な胸を須磨がやさしく包んだ。敏感に禰豆子が反応する。
    禰豆子が自分以外の手によって、あんな声をあげている。
    善逸は激しい後ろめたさを覚えながら、目の前が真っ赤に見えるほど興奮した。ぎゅっときつく結んでいる褌の下ではそれが如実だ。
    興奮は、例えるならば口に入れた瞬間は舌がとけてしまうほど甘い果実。歯を立てると果実は甘さから反して、内側にぎっしりと鋭利な棘を内包している。そうなれば吐き出してしまっても、飲み込んでしまっても血まみれになる。
    「ねずこちゃんのお胸はやわらかな触り心地なんですねえ。わたしは形はいい方だけど、触り心地がいまいち。やっぱりお胸はこれくらいにふわふわが一番!」
    「すまさん、はずかし、──だめ、ぁ」
    須磨の人差し指と親指の間にちょこんと可愛らしく乳首がそそり立っていた。須磨の指がそれを掴まえた。禰豆子がどんな反応するのか善逸は痛いほどに知っていた。
    禰豆子はその気持ちよさから、乳首をつんつんと触ってあげると縋るように抱きついてくる。善逸さん、と泣きそうな甘ったるい声で禰豆子はいつも抱きついてくるので、善逸も気持ちよくなろうね、と言って禰豆子をぐしゅぐしゅに蕩かす。身も世もなく禰豆子の世界に自分しかいないと思える瞬間だ。
    だから、禰豆子が須磨に抱きつくのかと思った。予想と異なり、禰豆子のわななく指先は強く握りしめられたままだった。
    「んんん──ぜんいつ、さん」
    「うふふ。善逸くんじゃないよ? ねずこちゃん分からなくなっちゃったかな。お酒弱いの?」
    「あの!!」
    気づいた時には大声をあげていた。
    「あの!!須磨さん!続きは俺がっていうか、それは俺だけの……禰豆子ちゃんだから!」
    須磨が緩慢な動作で善逸に顔を向けて、にっこりと笑った。
    「嫉妬ですかぁ?男の嫉妬は見苦しいものだって天元さまは言いますよ」
    「見苦しかろうが何でもいいんで!」
    「んー、禰豆子ちゃんに心の狭い人ね!って叱られても?」
    「たぶん禰豆子ちゃんなら受け止めてくれると思うんで!」
    「極端な話、わたし女ですよお?」
    「女の人でも禰豆子ちゃんは譲れません!!俺の、俺だけのお嫁さんですから!!」
    「はーい、そこまで言うならやめまーす。……禰豆子ちゃんのお胸、こんなに育ってて、ちゃんと気持ちよさも覚えてる。あの時の禰豆子ちゃんは真っ平らで、さわっても笑うばかりだったのに。……善逸くんが育てたんだね」
    しんみりと須磨は言いながら起き上がって、やおら着ていた寝間着を脱ぎ落とした。ギョッとして善逸が目を逸らそうとしたが、寝間着の下は裸ではなくて、くノ一装束だった。
    「さーて、お邪魔は帰りまーす。わたしも早く天元さまに会いたくなっちゃいました」
    「だけど電車ありませんよ」
    「大丈夫!だって鬼はもうこの世からいないんです。だったら夜なんて怖いものはありませんよ。それじゃあまた遊びにきまーす!──あ!お味噌!お味噌汁の感想はあとで天元さまに報告してくださいね」
    嵐のように去っていった須磨に申し訳ないと思いながら、善逸は見送りをしなかった。
    女とはいえ、自分以外のひとの手によって少しだけ蕩けてる禰豆子を夫婦の閨に連れていった。
    禰豆子は体から力が抜けてるようでぽんやりと座り込んでこちらを見上げてる。胸も隠さないところを見ると、酒精と快楽とわずかな分別がせめぎ合っている状態だ。状況をはっきりとは理解していないだろう。
    禰豆子がわかっているのは、体にこもった届かない快楽。上気した頬の熱さと薄らと涙が浮いた瞳に、準備をし始めてる体の中。
    善逸にだけ、禰豆子の体の中の音が聞こえた。
    トロリと期待を滲ませる。
    「禰豆子ちゃん、どうする?」
    耳元に息を吹きかけるようにささやく。
    「善逸さんの、険しいお顔が見たいの。……わたしをね、見下ろすときの善逸さんのあの顔が見たいの」
    ああ、険しい顔とはつまりのところ。
    「俺もね、禰豆子ちゃんがいやらしいことしてるときの顔が大好きだよ」
    さっきまで須磨に可愛がられていた胸に触ると、今度は禰豆子は嫌がらずに抱きついてきた。

    ああ、それにしても。
    禰豆子が他の誰かに愛撫されているのを見るのは、ひどく興奮するがそれはなんとも諸刃の剣だ。
    その日の夜、善逸は禰豆子にひどく可哀想な程に可愛がってあげた。それは夜が明けて、朝日が顔を出すまで狂宴は続いた。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    ❤❤👏👏❤💯😻❤❤💖💖💖👏👏❤👏👏💖💖💖💯💯❤❤❤👏👏👏👏👏💖💖💖💖💖🌋🌋🌋🌋🌋🌋💖💖💖💖💖👏👏👏💕💕💖💖💖❤❤❤❤❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works