ショタ伏と部屋に閉じ込められたちょぎ、ショタ伏を抱き潰すなんてもってのほかだし逆も無理だと判断する。忘れる薬の脱出方法を選ぶがショタ伏に忘れられたら自分は辛くて生きていけないと思い、自分が飲もうと決意を固めるが、記憶を無くしてもまたこうして山伏くんと仲睦まじく出来るだろうかと考えて不安が頭を覆う……自分はショタ伏とこの部屋から永遠に出られなくとも一向に構わない、でもショタ伏は待っている兄弟がいる。絶対にここから出なければいけない。ショタ伏の未来のために覚悟を決めるちょぎ、例えその未来に自分がいなくても致し方ない……薬を飲む前にショタ伏をぎゅっと抱きしめる。最後の我儘だけど、これが最後にならないようにキツく頭が忘れても身体が覚えていたらもしかしたら記憶が戻るかもしれないと藁にも縋る思いで抱き寄せる。すると「ぶちゅっ」と音がした。ショタ伏が懐に忍ばせていた兄弟に分けるつもりだったおまんじゅうが潰れた音だった。するとおまんじゅうが潰れたのが抱き潰す認定されたようで部屋が開いた。ちょぎとショタ伏は笑顔で本丸に帰るが、抱き潰すか薬飲む部屋に閉じ込められた事だけこんさん経由で本丸に伝わっており、ちゃんと記憶のある二振を見てにゃんせんくんと国広兄弟以外の男士と審神者はしばらくの間ちょぎと目を合わせてくれなくなったのでした。
おしり。