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    kawaO_1008

    @kawaO_1008

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    POIPOI 29

    related works

    asamag108

    MAIKING魔界旅中のダ様とラー。CPではない、と思っている。
    話にあんまり絡んでないけどダインさんも一緒に旅してる。
    「ラーハルト、これ読める?」
    魔界の旅の途中、主君に差し出されたものは手書きのメモであるようだった。
    魔物ばかりの島で育った主君――ダイが読み書きを苦手としていることは聞き知っている。本人曰く、勉強して簡単な本くらいなら読めるようになったということだったが、何か彼の知らない難しい言葉でも出てきたのだろうか。
    そう思ってメモを受け取り、ラーハルトは眉を寄せた。
    一文字目から、ラーハルトにも見慣れない字が連なっていた。
    全体を眺めればいくつかは知っている文字が現れて、それが魔族の文字で書かれたものだということに気付く。
    一体どこでこんなものを、と思うと同時、その思考を読んだようなタイミングでダイが口を開いた。
    「旅に出る前にヒュンケルから『魔界で役に立つかもしれない情報を纏めておいた』って渡されたんだ。もしも落としたりした時に面倒があるといけないから魔族の文字で書いたって言われたんだけど……おれ、人間の字はちょっと読めるようになったけど、魔族の文字なんて全然分かんなくて。さっきクロコダインに聞いてみたけど、読めないって困った顔されちゃったんだ」
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    recommended works

    dosukoi_hanami

    Deep Desireヒュンケル、仕事を納める。
    (アポロさんとヒュンケル、ほんのりラーヒュン)

    2021年、ダイ大、ラーヒュンにはまって。Twitterを始めたり、自分で何かを創作する日がくるなんて想像もしていませんでした。そしてそれがこんなに楽しいなんて!
    挙動不審にも関わらず、温かい声をかけてくださったり、仲良くしてくださって、本当に本当にありがとうございました。
    感謝しかありません。
    ヒュンケル、仕事を納める年の暮れ、パプニカ。

    平生は穏やかでありながら行き来する人々の活気を感じられる城内も、この数日ばかりはシンと空気が落ち着く。
    大戦前の不安定な世の頃は年の瀬といえど城の警備を手薄にするなどありようもなく、城内で変わらず職務をこなしながら、見知った仲間とただ時の流れとともに志を新たにしたものだった。

    勇者が平和をもたらしてくれたから。
    三賢者のうち、マリンとエイミの姉妹は今日うちへと帰った。アポロは今夜と明日の晩は城で過ごすが、二日後は姉妹とバトンタッチをして帰郷する。墓前に挨拶などこんなときにしかしない。頭の中で、城下の花屋でブーケを買い帰る算段をしているとき、意外な人物を認め足を止めた。

    姫の執務室の扉の前。
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