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    なまこ(ほたて)

    らくがきしかないです。ノリがいにしえの同人ペーパーです▼社狗・アド颯・ジョーチェリ(こじかお)・カリジャミ。

    非公開アカ(こっちが本アカのなまこ) @namako4696
    公開アカ(ツイステ(カリジャミ)用に作ったけど使い方が下手すぎてあんまり動いてないほたて) @8sKaZfet

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    「ジャックと豆の木」のマンうさパロディです
    ※マンうさ童話企画をきっかけに書いたものですが参加作品ではありません
    ※ジョーと豆の木って出落ちタイトル思いついた後に原典を調べたら巨人と描写されているキャラが元々は「オーガ」だったと書いてあるのを見て思いついた話です。オーガの夫婦と、結構マングース気に入っちゃった妖狐(人妻♂)を書きたかったので書きました。

    ##マンうさ
    #あの森で会おうね
    illSeeYouInThoseWoods.

    J(ジョー)と豆の木 あるところに、ノリだけで生きているマングースが住んでいました。名前をジョーといいます。ある日ジョーは旅のマッスルマジックジョーと名乗る魔法使いに出会いました。同じ名前の二人はたちまち意気投合し、マッスルマジックジョーはマングースのジョーに自慢のマッスルから取り出した、ジョーの手のひらくらい大きなそら豆の形をしたものをくれました。
    「このマッスル豆をすみかの近くに埋めてみろ、次の日にはきっといいことが起きるから」
     ジョーは早速すみかの近くに穴を掘り、マッスル豆を埋めるとその日はわくわくしながら眠りにつきました。
     翌朝目覚めると、すみかの中はまっくらでした。ジョーが外へ様子を見にいくと、昨晩うめたマッスル豆が森で一番の古木よりも太く、高く育っていました。
    「マッスルすげえな!」
     すでに旅立った魔法使いには特に説明を受けていませんでしたが、ジョーはマッスル豆の木に登ってみることにしました。途中でお腹が空いてしまわないように、お弁当と水筒を用意して、えいっとしがみつくとどんどん登り始めました。
     出発したときはまだおひさまが森のはじっこのほうから顔を出したくらいでしたが、おひさまが頭の上までのぼってきたころになってもマッスル豆の木のてっぺんは全然見えません。
     ジョーはひとやすみにちょうどいい枝に腰をおろしてお弁当を食べながら、上を見上げてどうするか考えていました。そのとき、マッスル豆の木の上の方でなにかがきらっと光るのが見えました。
     てっぺんにはもしかしてものすごいお宝があるのかもと希望が芽生えてきたジョーは、再び上を目指して登り始めます。夕方になるころにはまた少しおなかが減ってきましたが今度は上を見上げると、なんとかてっぺんが見えるくらいになっていました。
     あとちょっと、そう思えばジョーの体は疲れていましたが気持ちはとてもワクワクしていました。そしてとうとう一番星の見えるころに、ジョーはマッスル豆の木のてっぺんとつながる雲の上の国にたどり着いたのです。
     ただ、朝から晩までマッスル豆の木を登り続けたジョーはそこでくたくたになって倒れてしまいました。

     ***

     次にジョーが目覚めたのは食卓の上でした。
     食卓といってもジョーが普段使っている食卓とは全然サイズが違う、その上でジョーがでんぐり返りしたとしてもおっこちそうにないないくらい巨大な食卓です。きょろきょろとあたりを見回すと、
    「起きたか、マングース」
     と声が聞こえました。声のした方を見てジョーはびっくり、そこにはジョーの何倍も大きな狐がいたのです。桜の模様のちりばめられた着物を羽織り、桃色の毛並みが美しい狐はじっとジョーの顔を見ると、指先でくすぐるように顎を撫でました。まるで、舌なめずりするような顔で。
    「お、おれを食うのか?!」
     上ずった声でジョーは狐に聞きました。狐はぱちくり瞬きすると、目を細めて面白そうに笑いだしました。
    「誰がマングースなんか食うか。うちの庭先でぶっ倒れてたから俺が介抱してやったんだ。あんなところでマングースに死なれては気分が悪い」
    「そうだったのか。ありがとう!」
     素直にお礼を言うと、狐はますます愉快そうに笑いながらジョーの頭をぐりぐりと撫でました。
    「どうやってここまで来たのかは知らんが、元気になったのならとっとと家に帰った方がいい」
    「どうして?」
    「俺のつがい……ここの家主はあれでなかなか嫉妬深くてな。こんなかわいらしいのと俺がいちゃいちゃしてるところを見られたら……まあそれはそれで面白いんだが、夕食の前に面倒な説明が必要になる」
     うまい晩飯を食いっぱぐれたくないんだと狐が言った瞬間に、ジョーのおなかがぐぅと鳴りました。ジョーは耳をふせておなかをさすりながらしおしおとした様子で狐にこう訴えました。
    「早く帰りたいのはやまやまだけど……おれはここで魔法使いが言ってたいいことを見つけないといけないし、腹がへりすぎてもう動けねえよ……」
    「仕方のないやつめ。少しだけ我慢していろ」
     そう言うと、狐はジョーを戸棚の中に隠してしまいました。真っ暗な戸棚の中に押し込められたジョーは心細いのとおなかが減ったのとで、暴れる元気もありません。しばらくすると、おおきな足音が聞こえてきました。先ほど狐の言った家主が帰ってきたのです。ジョーは二人の会話に耳を澄ましました。
    「ただいま、薫」
    「はやく飯を作れ」
    「なんだよツレねえな……」
    「今日はものすごく腹が減ってるんだ。カルボナーラはいつもの二倍だ」
    「はいはい、素直に愛する虎次郎さんの料理を食べたいんですって言えよ。まったく……ハラペコ姫にはかなわねえな」
     『虎次郎』の足音が遠ざかる気配がして、それからしばらくするとニンニクとお肉が焼けるいい匂いがしてきました。そっと戸棚が開けられ、ジョーは『薫』にからっぽのお皿を手渡されてテーブルの下に隠れるように言われました。ジョーが隠れたのとほぼ同じタイミングで虎次郎が戻ってきます。
    「ほい、大盛カルボナーラお待たせ、お姫様。卵も大サービスで二個のっけといたぞ」
    「姫はやめろ……おい、ワインがないぞ」
    「そういうところがワガママ姫っつーんだよ。なんだよ、今日は妙に注文が多いな?」
    「いいから早くしろ」
     薫の機転で虎次郎が素直にワインを取りに行ったすきに、薫はカルボナーラを取り分けてジョーのお皿に入れてくれました。
    「いいか、それを食べたらバレないようにさっさと帰れ」
     ジョーはこくこくとうなずくと手渡されたフォークでカルボナーラを一口食べました。お日様みたいに金色に輝くとろっとした卵、たっぷりのチーズの濃厚な味わい、食欲をそそるニンニクの香りに、カリカリのベーコンの塩気に胡椒がピリッと効いたカルボナーラ、こんなおいしい料理を食べたのは生まれて初めてです。なんておいしいんだろう。きっとこれが魔法使いの言っていた「いいこと」だったにちがいない……でも急いで食べて急いで帰らなきゃ。と、ジョーは目を白黒させながら急いでカルボナーラを飲み込むと、戻ってきた虎次郎にバレないようにこっそりすみかに帰ったのでした。

     ***

    「カルボナーラってすっげえなあ……」
     カルボナーラを食べてから毎日ジョーはカルボナーラのことばかり考えていました。あのおいしい金色のごちそうをまた食べてみたい。それに、あの薫という狐にもお礼ができていない……ジョーはもう一度、マッスル豆の木のてっぺんに登ってみることにしました。今度はてっぺんに行ったとたんに倒れないように、少し多めにお弁当と、薫へのおみやげを用意して出発です。
     一度登ってペースがつかめたのか、二回目の登頂はあっけないほど簡単でした。夕方になる前にてっぺんにたどり着いたジョーは、急いで薫を探します。カオルー! カオルー! と大きな声で呼びながらちょこちょこと走っていると、急に後ろから蹴っ飛ばされました。
    「でかい声で呼ぶなボケナス!」
    「あっカオル!!」
    「だから、声が、でかいと言ってるだろう!」
     きつめの目じりをさらに吊り上げた顔をした薫が、ジョーの頭をつかんで持ち上げました。ふぎゃ、と変な声を出してジョーは足をバタバタさせて暴れます。
    「くそ、暴れるな!」
     薫がジョーをかかえなおすと、ジョーはおとなしくなりました。
    「どうしてまた来たんだ」
    「カオルにお礼したくて……」
    「礼などいらん。帰れ」
    「あと、カルボナーラまた食べたくて……」
     ジョーが眉をハの字に下げてしゅん、とすると薫はため息をつきました。
    「しょうがない。今日もこっそり隠れて食べたらすぐ帰るんだぞ」
    「いいのか⁉」
    「カルボナーラはないがな」
    「ないのか⁉」
    「しょうがないだろう。同じ手は二度も使えん」
     そういうと、薫はジョーを連れて家に戻りました。薫はすぐに、何やら鍋を温め始めます。
    「まだ時間は早いがぐずぐずしてるとあいつが戻ってくるからな。昼食の残りだ」
    「いい匂い!」
     薫が持ってきたのは銀色のお魚のアクアパッツァです。口の中でほろほろと崩れるお魚の身の柔らかさと甘さ、貝から出たおいしい出汁と酸味のあるトマトがアクセントになって、カルボナーラと同じくらいおいしい料理でした。最初カルボナーラがないと聞いてしょげていたジョーでしたが、一口食べただけですっかりニコニコ笑顔になっていました。今度は前ほど急いでないのでじっくり味わって食べることができました。
    「カオルも料理うまいんだな!」
    「……俺は温めただけだ。それに……カルボナーラの方がうまい」
    「そうか?」
    「そうだとも」
     なにやら薫のカルボナーラに対する並々ならぬ思い入れを感じたのでジョーはそれ以上つっこむのをやめました。それに、確かにカルボナーラはうまいのです。ジョーは薫にお礼を言うと暗くなる前にすみかに帰ったのでした。

     ***

     それからしばらく、ジョーはマッスル豆の木の上でたべた金色と銀色のごちそうを思い出してはまた食べたい、と思うようになっていました。でも、また薫に迷惑をかけるわけにもいきませんし、会いに行く理由も思いつきません。体のどこも悪くないのに、日に日にジョーの元気はなくなっていきました。このままではよくない、カルボナーラのことは全部忘れちまおう……そうジョーは思ったのですが、そのときふとひらめきました。もう一度だけマッスル豆の木に登っていって、カルボナーラの作り方を教わってこよう。名案を思い付いたジョーはさっそく三度目の冒険に出ることにしました。

     ***

    「カオルー!!!!!!」
     さすがに三回目ともなると勝手知ったるもので、ジョーはすぐに薫を見つけて抱き着きました。いえ、本人は抱き着いたつもりだったのですが、結果的に足元への全力のタックルになってしまい、薫は顔から派手に転びました。
    「な、なんだ貴様っ……またお前か、マングース!!」
    「来ちゃった」
    「来ちゃった、じゃない! くそっ……つい妙なのを餌付けしてしまったな……」
     悪態をついている薫に、ジョーは自分が来た訳を話しました。すると、薫はなにやら思案する顔になりました。
    「それは……難しいな……」
    「できないのか?」
    「いや、レシピはあるんだ。だが、お前にレシピを渡したところで理解ができるか?」
    「レシピ?」
     首を傾げるジョーを見て、薫は深い深いため息をつきました。

     ***

    「何はともあれひとまずこれだ。これに、カルボナーラや他の料理の作り方が載っている」
     と、薫はジョーに一冊の本をくれました。パラパラとめくってみましたが、雲の国の言葉で、しかもなにやら走り書きで書いてあるレシピはジョーには何が書いてあるのかさっぱりわかりません。
    「お前にわかるといいんだが……」
     ジョーの様子を見て心配そうに薫が言ったところで、荒々しい音で扉が開きました。虎次郎が帰ってきたのです。
    「どういうつもりだ薫。そんなの連れ込んで……!」
     薫を咎める口調の虎次郎ですが、その腕にはジョーと同じくらいのサイズの愛らしいウサギがちょこんと座っていました。
    「お前こそ、つれてるそのウサギはなんだ?!」
     薫が怒鳴り返します。そう、嫉妬深いのはなにも虎次郎だけではなかったのです。虎次郎と薫が収拾のつかない大喧嘩を始めたため、ジョーはカルボナーラのレシピを抱えると、固まっているウサギの手をとって逃げ出しました。

     ***

     慌ててすみかにウサギを連れて帰ってしまったジョーですが、話を聞けば、雲の国の森に住んでいたこのウサギも、虎次郎にこっそり食べさせてもらったカルボナーラが忘れられなくて、通い詰めてしまったというのです。
    「おれたち一緒だな」
    「でもあの様子じゃもうカルボナーラは食べられない……」
     二人は顔を見合わせてため息をつきました。
    「そういえば、マングース。お前は何を持って帰ったんだ?」
    「これか? カルボナーラの作り方が書いてある本なんだって。でもおれにはさっぱり読めなくて」
    「俺ならその本を読めるかもしれない。少し借りるぞ」
    「いいよ。あとおれの名前はジョー」
    「俺はチェリーブロッサム」
    「じゃあチェリー、おれたちで力を合わせてカルボナーラ作ってみるか!」
     ふたりはぎゅっとにぎったこぶしとこぶしをつきあわせると、さっそくレシピの解読と調理を始めました。

     ***

     調理中はそれはもうしっちゃかめっちゃかで、レシピを読んで指示を出すチェリーと、材料集めと調理を担当するジョーのふたりで何度もケンカしましたが、なんとかカルボナーラは完成しました。虎次郎の金色のカルボナーラほどではないですが、なかなかの味です。何度も作っていくうちに、きっと負けないくらい美味しいカルボナーラが作れるようになるはずです。
     いろんなことがあったけれど、魔法使いの言っていた「いいこと」ってこういうことだったのかもしれない。ジョーは自分が作ったカルボナーラをおいしそうに食べるチェリーを見ながらそう思うのでした。

    (おしまい)

    --------------------------------------------------
    おまけのMMJ(マッスルマジックジョー)

    ジョーがチェリーと仲良く
    カルボナーラを食べているころ、
    マッスルマジックジョーは
    旅の空の下でジョーにあげた
    マッスル豆のことを思い出していました。

    「あのマングース、
    まじめに修行してるかな?
    まあみればわかるとは思うが、
    マッスル豆を植えて毎日飛び越えたり
    登ったりしていれば、
    いまごろ立派なマッスルになる
    兆しが見えているころだな。
    次に会うのが楽しみだぜ!」
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    なまこ(ほたて)

    DONE「マンうさ童話集」参加作品です。
    「幸福の王子」のパロディです
    ※王子とつばめの恋愛のような要素がありますが原作準拠のつもりです(セリフもだいたいそのままのため念のためコモンライセンス表記を入れました)原作がエモいので原作読んでください(?)
    ※突然状況を把握したりなにもないところからアイテムがでてきますが人が見る夢のような世界だと思って読んでください。
    ジョーとチェリーと王子とつばめ その街には、みんなの自慢の王子さまがおりました。
     体が鉛でできた王子さまは、二つの輝くサファイアの瞳を持ち、肌はピカピカの金に覆われ、大きなルビーのはまった立派な剣を携えていました。街の一番高い塔の上からみんなを見守る彼は「幸福の王子」と呼ばれて愛されていました。
     王子さまは高いところからすべてを見ていました。人々の幸福も喜びも、そして苦しみも悲しみも。王子さまはある日、旅の途中で偶然に彼の元に立ち寄ったツバメにお願いをします。どうしてもこの場所から動くことができない自分の代わりに、貧しい人に自分の持つ宝石を届けてくれないかと。冬を越すため南を目指して旅をしていたツバメは、ここで立ち止まっている場合ではないと最初は立ち去ろうとしたのですが、王子さまの悲しい顔を見ると断れず、一晩の宿の代わりに宝石を届けるお使いを引き受けたのです。
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