Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    海猫🌊

    @UMI33_73

    さねぎゆのSSや小説を書きます✍︎(^ω^)カキカキ
    どんなCPも読むのは好きです😍

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 5

    海猫🌊

    ☆quiet follow

    鈴虫たちが羽をすり合わせて奏でる声と、義勇の甘い啼き声が重なり合ったらどんな色っぽい音色になるんだろうと秋の夜長に思いついたお話です。

    性描写があります。あなたは18歳以上で、高校生ではありませんね?(はい/いいえ)

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    ☺💯💯👏👏😍😍💘♏🅾✝✝⭕©🐉®🇪🇪😍😍😍😍😍😍😍😍😍💞💞💞🍑😍💚💙💘💖💒💯🙏👏😍💖👏👏👏😍🍑🍌🍑🍌🍑🍌🍑🍌🍑🍌👏💚💙
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    ポイピクミッシェルさん

    DONE今年は月イチでSS書くぞ!と決めたので早速書きました。
    タイトルはそのまんまなので味気ないです😂
    セッフレのsgoが恋人になるハピエンのお話です。
    2023年1月「…」
    「あ、おかえり」
    「…ただいま」
     また尾形が帰ってきた。
     帰ってきた、というのは少し違う感じだが、帰ってきた。
    「冷蔵庫、開けるぞ」
     ぼそりと呟くように言って尾形は冷蔵庫から麦茶のボトルを取り出した。
    「はい」
     俺が花柄のコップを差し出すと「ありがと」と言って受け取り居間まで行ってそれをテーブルに置き、自分も座った。尾形は自分で注いだ麦茶を一口飲んで、肺ごと出てくるんじゃないかというほどの大きなため息をついてテーブルに伏せった。

     尾形はこの家の住人じゃない。お隣さんだ。だから帰ってきた、はおかしい。そして俺たちは家族でも恋人でもない。まあ友だちと言えば友だちだが何もないと言えば嘘になる…そんなちょっと後ろめたい間柄だ。小学校の頃からのツレで「目つきが悪い」とか「態度が悪い」とかいう理由で喧嘩から始まった腐れ縁、だったはず。詳しい所は忘れてしまったくらい過去の話だ。その割にはいい歳になった今でも何となくずるずるとここまで来た感じ、と多分尾形は思っている、と思う。
    4958