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    Tyon。

    五悠を書いています。
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    @yon_472

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    Tyon。

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    五悠です。
    呪専パロ 悠仁side

    先輩からの好意に戸惑う悠仁くん

    #五悠
    fiveYo
    #呪専パロ
    obsessiveCompulsiveParody

    本気 悠仁side補助監督の運転で遠征任務に向かう車の中。
    放課後の自販機で五条先輩たちに会ったことを思い出していた。

    箱根の任務の後から、五条先輩に会うのが気不味い。
    急に「カラダ貸せ」と言われ、男の俺の脚の間に、先輩の竿が挟まれて…まるでエッチしてるみたいに動いていた…
    正直、あの時驚いたけど、何故か嫌じゃなかった。寧ろ、なんか嬉しかった。
    でも、先輩の言ったあの一言。

    『胸はやっぱり女だな』

    あの瞬間に、ハッと我に返った。
    俺だけ、なんで浮かれてるんだって。
    先輩は、ただ欲を処理する為に、俺の脚使っただけなんだって。
    それを実感した。

    一瞬でも、浮かれた自分が恥ずかしくて、先輩の顔が見れなかった。
    そのまま風呂出て、寝室へ向かうと、2つ並んで敷かれている布団。
    片方の布団を壁まで持っていって、寝たんだったな。

    きっと"疲れマラ"ってやつで、面白半分で男とそういうことしてみただけなんだろうな。
    寝て起きればきっと笑い話になる。
    そう思ったのに、朝食を食べてる時に先輩が

    『俺のこと、好きだろ』

    とか言ってくるし。
    寝ぼけてんのかと思ったら、マジっぽかったから、さすがに焦ったな。
    任務から帰ってきてから、会う度に

    『悠仁のこと好きなんだけど』とか
    『好きだからさ、付き合おうぜ』とか

    告白みたいなこと言ってくるし。
    五条先輩はまだ俺を揶揄ってんのかな。
    なんかの、ゲームのつもりなのか?愛してるゲームみたいな。

    きっと、いつもだったら「俺も好き!」とか言って、先輩の悪ふざけにも簡単に返せていたのに。
    でも、何でか言えなかった。そう返しちゃダメな気がしたし、簡単に言えなかった。
    段々と先輩を見るだけで、意識して、耳が熱くなってしまうようになった。
    だから、会わないようにしていたのに。

    放課後に会っちゃうんだもんな。
    あからさまに避けてるのバレて、自販機に追い詰められたな。
    あの時、心臓が爆発するかってくらい鼓動が早くて…久しぶりの先輩に緊張してたな。

    先輩に『本気』と言われて嬉しかった。
    でも、先輩はおっぱいが好きなんだよな。女の人が好きなんだよな。今までに沢山いたみたいだし。
    やっぱり俺のことは、魔がさしたか、遊びの一環か何かなんだ。
    そう思ったら辛くなって、逃げてしまった。
    感じ…悪かったよな。
    でも、たまたま遠征任務が入ってたから、すぐに会えるような状況じゃなくて良かった。
    先輩も、この間に気分が変わって、この告白遊びも止めるだろう。


    高速を乗った車の揺れは一定で、だんだんと瞼が重くなる。
    閉じた瞼の裏に、初めて会った時の先輩の顔が浮かんだ。
    真っ黒な丸いサングラスをしていて、頭ガシガシ撫でられた。
    目を開けて最初に目に入ったものが、それだったのは衝撃的だった。
    でも、「よろしくな」と言われた言葉と、その大きな手に安心したんだ。
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