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    梅干し

    はやはち専用とか言ったけど、他も載せます。

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    梅干し

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    また葉山がいじめをしています。
    ぐちゃぐちゃの描きなぐり。
    思いついたら書いてみろの精神が強い

    同棲中の二人。雷にビビる比企谷八幡の話。同棲2日目。
    今日は特に面白いこともなく、普通に出勤して普通に働いて…いや面白いことはあるな。家に帰れば君がいる。人生どうなればこういうことになるのか、神様はいないと思っているがもしいるのだったら教えてほしい。
    帰り道には特に何もなく、君に頼まれた買い物をして帰る。
    彼も働いてはいるが、食事は彼の分担になっている。驚くことに彼の作る食事は本当に美味しい。レシピ見てるだけだと、君はいうけど、きっと君の作るものはなんでもおいしいんだろうなぁ、と思ってしまう。
    家に帰って君が出迎えてくれて、ご飯できてるとだけいうとスタスタ奥に戻って行ってしまう。まだこの状況に慣れてないのかそわそわしてるらしい。
    ふふ、と少し笑って俺は君のいる奥のリビングに向かった。
    ご飯を食べ、まだ残ってる仕事があると俺は自室でまた仕事を始めた。
    始めてから少し時間が経つと、外がぴかりとひかり、これまたすごい音で雷の音が響いた。
    すぐにせきをきるように雨が降り始め、網戸だった窓を閉める。
    急に降るな、と思ってまた仕事を始める。
    その後もかなりの頻度で近いところに雷が落ちる。流石にうるさいなぁ、と席を立った。
    リビングにでもコーヒーを取りに行くかと向かう。
    リビングに向かう最中、昨日ならテレビの音が聞こえているはずなのに、やけに静かでずっと雷の音が響いていた。
    寝ているのかな、と扉を開けると、君はソファの端で体育座りをしていた。
    それも真顔で動くこともなく、俺の姿を捉えるとどこか助けを求めている様子だった。
    あぁ、これは、と思って俺は扉のすぐ隣にあるリビングの電気を消した。
    すると、体育座りだった君が立ち上がって、やめろよ、と言い出す、また室内が雷の光と音で少し揺れる。
    雷近いなぁとか、わざとらしく君に言ったけどきみは聞いてない様子でその場でうずくまってしまう。
    やっぱり。
    雷が光るたび、音が鳴るたび君は猫のように身体をビクつかせ、ぎゅう、と縮こまる。
    それが本当にかわいくて、ずっと見ていたかったが、流石に可哀想かなと思って電気をつける。
    きみは電気がついたことに気付いたのか、何も言わずにテレビを指さす。
    どうやらテレビを代わりにつけてほしいみたいで、苦笑しながらテレビをつけるとしんとしてた部屋に人の声が響き渡る。
    「お前……」
    「ごめん。」
    君に文句を言われる前に君のそばに行って謝る。少し目元が赤い君が本当に愛しくて、君がなにか文句をいって、どすどす叩いてくるがあまり気にならない。
    「いや、怖がってる様子だったから電気をけしたらどうなるかなぁって。」
    「いや人体実験すぎるだろ、……いや、お前……」
    はぁ、とため息をついて、ほんといい性格してんなと呆れられた。
    文字の通りにそっぽを向かれ、怒っている様子だったが、俺がそういう性格だって、君は知ってるくせに、と面白くなって額にキスをする。
    今度は赤面しながら、お前なと本当に呆れられた。
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